ケンウッドは、2層DVD-ROMを採用、「実用快適性能に磨きをかける」(広報)とともに、ネットワーク時代を視野に入れた各種機能を搭載したカーナビゲーション・システム『DVZ-2300i』シリーズを5月下旬から発売する。
DVZ-2300iシリーズはネットインフラへの対応を強化、iモード対応モデムを内蔵する。またETCとの連係機能を搭載、将来的に整備されるITSへの拡張性を持たせている。
DVDカーナビ市場は順調に成長を続けており、アフターマーケットにおけるDVDナビは市場シェアの半分以上を占める、とケンウッドはいう。一方でカーナビは、インターネットやiモードなどのネットワーク環境、稼働を開始したETC(有料道路・自動料金収受システム)など、新しいインフラへの対応も求められている。また同じくケンウッドの調べでは、ユーザーという点で、カーナビは若年層から中高年齢層への普及という状況を迎えているそうだ。