【株価】3年ぶりの復配発表で、日産が久々に人気化

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全体相場は小反発にとどまったが、自動車株はほぼ全面高。日産自動車が、前日比16円高864円と反発した。前日の取引終了後に、2001年3月期の配当を7円とする、3年ぶりの復配を発表。同社単体の経常利益が1356億円(前期は358億円の赤字)となり、収益の改善が改めて人気を集めた。出来高も市場第3位と、久しぶりにボリュームアップした。

ホンダも、前日比130円高の4910円と反発。この日発表した実績で、2000年度の世界生産台数が過去最高を記録し、3月にかけては4カ月連続の増加となった。もっとも、同じく年間記録を更新したトヨタは自動車は、前日比30円安とさえない。この日、日野自動車工業の第三者割当増資を引き受け、実質的に子会社化することを発表したが、株価面では30円高となった日野自動車と明暗を分けた。

スズキが反発し、三菱自動車工業、マツダもしっかり。

《山口邦夫》

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