【WiLL第2弾デビュー】『GOA』ボディ、ここまで強力に

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【WiLL第2弾デビュー】『GOA』ボディ、ここまで強力に
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万が一の事故のさいの受動安全性も、最新スペックとなっている。ボディは全モデルとも衝突安全ボディ『GOA』で、対向車との衝突を想定した40パーセントラップ・オフセット衝突試験を64km/h、フルラップ前面衝突試験と側面衝突試験を55km/hで実施し、これらをクリアしている。

またボディだけでなく、車内のピラー、ルーフサイドレールの内装材に衝撃を吸収するリブを内蔵し、アメリカの頭部衝撃緩和基準をクリアするレベルの安全性を確保している。シートはムチウチ防止効果のあるWIL(頭部傷害低減)コンセプトシートとなっている。

環境に対する優しさも忘れていない。10・15モード燃費は、高性能な『2ZZ-GE』でも12km/リットルを達成。ハイメカツインカムの『1ZZ-FE』エンジン搭載のFFモデルは、オートマチックであるにもかかわらず15km/リットルという優秀な数値となっている。

排ガス成分についても、全モデルともHCとNOxは平成12年規制値からさらに25パーセント以上低減し、低排出ガス車認定制度における「平成12年度基準排出ガス25パーセント低減レベル」を達成している。またバンパーや内装材の多くを、リサイクル性に優れる熱可塑性樹脂『トヨタ・スーパーオレフィンポリマー』で製造するなど、省資源化も進めている。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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