「W251は、豪華装備と同時にワンボックスの実用性を求めるカスタマーを満足させるだろう。それに加えて4WD機能、ハイレベルなパフォーマンス、そしてサルーンのような安定した走りをも提供できるのだ」とはプロジェクトに詳しいメルセデス内部からの言葉。
ワンボックスの外観に短めのエンジン・コンパートメント、3000mm近くあるホイールベースにフラットなリアエンドにより、1060リットルのカーゴスペースしか持たない現行Mクラスに比べ、はるかにゆとりのスペースを生み出すように工夫されている。
「W251」は2仕様が登場する。標準ホイールベースの5シーターと、ロング・ホイールベースのゆったりとした7シーターだ。7シーターはやはり延長されたリアオーバーハングに折たたみ式のリアシートがゆとりで収まる。
インテリアデザインに充分過ぎるほどの時間とお金をかけたメルセデスは、そのレベルがどんなライバルにも劣らないと確信している。現在そのインテリアデザインの提案は3つにまで絞られており、その3案どれもが現在のメルセデスのどのモデルとも異なる画期的なものだという。