警視庁などが機動隊を出動させ取締まりを強化した初日の出暴走の集中取締まりには、関東運輸局も協力して、悪質な不正改造車両を検挙した。
関東運輸局は1都6県の主要高速道路と一般道路の合計11ヵ所で警視庁、県警と特別街頭検査を行い、91台を検査して33台に対して整備命令書を交付した。主な改造では、消音器不良や最低地上高不良、窓ガラス不良、灯火装置不良など。
初日の出暴走の取締まりというと警察対暴走族というのばかりが目立つが、実は運輸省も参加している。整備命令を受けた自動車、バイクは適正なものに改造し直して、陸運支局で検査を受ける義務がある。これに違反すると車検が受けられなくなったり、罰金などが課せられる。