ベネトンF1のチーフエグゼクティブディレクター、フラビオ・ブリアトーレが若手スペイン人ドライバー、フェルナンド・アロンゾとの契約をミナルディから引き継いだ。
アロンゾはテレフォニカをスポンサーに国際F3000に参戦。スパでのベルギーGPで優勝を飾るなど、年間総合成績も3位とそこそこの経歴を持つ。ミナルディのテストドライバーとしても実績を積み、今シーズン始めにミナルディと5年間のテスト契約を結んでいた。
しかし現在のミナルディは、来季のエンジンもタイトルスポンサーも未定の状態。そこでブリアトーレが救いの手を差し伸べたという事らしいが、今回のこの動きによってミナルディのスーパーテック・エンジン獲得は確実だと見られている。
ベネトンにはすでにジャンカルロ・フィジケラとジェンソン・バットンの正ドライバーに加え、マーク・ウェーバーというテストドライバーもいるため、アロンゾはミナルディにレンタル移籍するものと思われる。