音の良さを追求していたのはパイオニアも同じ。こちらは、カロッツェリアのフラッグシップモデルとなる『Xシリーズ』をトヨタ『アルテッツァ』に組み込んで、やはりカーオーディオの究極を目指した音作りをしている。
ここで注目なのは、システムの基本がフルデジタルでシステム化されることを目指していることだ。音源はCDやMDのデジタルソースが中心となり、さらには今後ラジオ放送もデジタル化されるのは時代の流れとして避けようがない。その意味で、このシステムはデジタルソースの良さを引き出すためにも最適なシステムといえそうだ。
富士通テンは、同社の高級カーオーディオブランドである「サウンドモニター」をメインにしての展開だったが、アルファロメオにインストールして実際にその音を聴いてもらおうというもの。こちらは、クルマごとに車内特性をオーダーメイドして可能な限りフラットな状態で聴かせるというもので、やはりデジタル時代にふさわしいサウンドを展開中だ。
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