【新世代『インプレッサSTi』出撃】“逆立ち”したサスペンション

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【新世代『インプレッサSTi』出撃】“逆立ち”したサスペンション
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STiのサスペンションは軽量・コンパクトが特徴のストラット式を採用している。これに、ダンパーを上下逆さまに配置した倒立式を採用し横剛性を確保したとされる。

また、「ロール軸を前下がりとすることで、リアの追従性向上と気持ちのいい走りを目指しました」とシャシー設計部機構設計課の高津益夫課長は語る。

ロール軸が前下がりになるとハンドリングが敏感になる反面、オーバーステア傾向になると思いがちだが、そうではないと言う。

「フロントのロールセンターは変えずに、リアのロールセンターを40mm高くすることでロール軸を前下がりにしたので、リアの追従性を向上させることが出来たわけです。これは、リアのクロスメンバーを上に移動し、それに伴ってデフの位置も上げるという大手術を行って実現しました」

ロールセンターを上げることで、コーナリング時にトレッドが動的に広がり、グリップ限界が向上する。結果、絶対的な運動性能の高さ、リアが落ち着いた安心感のある走りを実現したということだ。

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