かねてから進められてきたダイムラー・クライスラーと、韓国の現代(ヒョンデー)自動車の提携交渉だが、26日午前に正式合意に達し、ソウルで発表を行った。
この合意では、ダイ・クラが現代に対して10%の出資を行い、今後は両社で商用車を中心にする合弁企業の設立を目指す。今回の提携決定により、アジア圏でダイ・クラ、現代、それに日本の三菱自動車によるネットワークが完成することになる。
また、経営が破綻した大宇(デーウ)自動車の買収についても、両社が共同で手掛けることになったが、大宇に関してはフォードなども買収に興味を示しており、今後は大宇を巡る買収工作が加速することになりそうだ。