本田技研工業は9日、『アヴァンシア』と『インスパイア/セイバー』のシートベルトバックルに不具合があったとして、運輸大臣に対してリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となったのはアヴァンシアが1999年8月26日から2000年3月26日までに生産した11268台、インスパイア/セイバーが1999年11月12日から2000年5月31日までに生産した3640台。
対象の車は、運転者席用の座席ベルト装着警報装置及び運転席用・助手席用のエアバック警報装置において、座席ベルトバックル内の警報スイッチに加工不良のものがあるため、座席ベルトを正しく装着した場合でも警報が解除されないおそれがある。
不具合件数は13件で、発見は販売店の情報による。