石原東京都が批判の的に! ディ-ゼル車運用現場の叫び

エコカー 燃費

東京都は、都庁舎で「第二回東京青空フォーラム」として「ディーゼル車代替えを考える」と題したシンポジウムを開催した。

パネリストは、生協の商品を宅配しているアシストの村上哲生統括役、新宿で共同配送を行なっている協同組合新宿摩天楼の村上正治理事長、コープ低公害車開発の若狭良治専務、トヨタ自動車の山本啓特販・特装車両部特販室長、日産ディーゼル工業の南清志低公害車担当商品開発主管。コーディネーターは東京都環境局自動車公害対策部の谷島明彦事業推進課長。

この中で、パネリストから「東京都はディーゼルNOと言っているのだから、都への納入業者のディーゼルを排除するべきだ」や「都はディーゼルNOと言う以上はディーゼルの都バスは、低公害車に代替えするのか」、また「都にはCNGバスが100台あるので、天然ガスの充填所をもっと整備して、全ての都バスをCNGに代替えするべきだ」とコーディネーターを批判する意見が相次いだ。

また、トヨタや日産ディーゼルに対して「日本の規制は甘い。メーカーは、欧州向けには、低排ガスのトラックを投入しているくせに、日本では価格が上がって売れなくなるという理由でやっていない」とメーカーの姿勢を疑問視する声も。

石原東京都の強引なディーゼルNO運動、そして対策が遅れた自動車メーカーに対して、実際の負担を強いられる可能性が大きい運送事業者の怒りが爆発する形となった。

《レスポンス編集部》

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