F1イギリスGPの金曜日午前中のフリー走行で、ジョーダンのフレンツェンが1分27秒683で1位になった。雨だからエンジンパワーが順位に影響しない? 確かにセッション途中から雨が降り出したが、フレンツェンの記録はその前、ドライ・コンディションでのものだ。
2位はアーバイン(ジャガー)、以下クルサード(マクラーレン)、ハッキネン(マクラーレン)、5位にフレンツェンのチームメイトのトゥルーリ、続いてビルヌーブ(BARホンダ)、そして6位がフェラーリのバリケッロ。同じフェラーリのM. シューマッハーは実質最下位の20位。
この突然のジョーダンの躍進だが、パドック雀の噂によると、イギリスGPからジョーダンのエンジンは無限ホンダではなく、BARのホンダ純正エンジンと同じものになったという。そこでチーム力のもともとあるジョーダンが上位に飛び出したというわけだ。
そういえば最近、ホンダの流すニュースリリースにジョーダンの登場が多くなったような……。また今週、ジョーダンのホームページがフルモデルチェンジして音声付きになった。オープニングでかっこいいエンジン音が聞けるようになったから、聞いてみるといい。
ホンダ・エンジンの性能のよさをうかがわせる噂だが、それにしてはBARホンダのゾンタ君が19位をうろついているのが気にかかる。