本田技研工業はアキュラ・ブランドで販売する高級SUV『MDX』を出品した。販売は北米でこの秋から、2001年モデルとして。デトロイトショーですでに参考出品されていたモデルだ。
車名の“MD”は“マルチ・ディメンション”=多次元を意味する。「これまでは3列シート7人乗りの多目的SUVを欲しいと思ったら、ガソリンをガブのみするモンスタートラック・ベースのSUVしかなかった。MDXはラクシャリーSUVを再定義することになる」と語るのはアメリカン・ホンダ執行副社長のトム・エリオット。
エンジンはオールアルミニウム製VTEC付き3.5リットルV6、出力240PS。ULEV規格の低燃費車だ。日本への導入計画は……ない。ビジネスチャンスはあると思うのだが。