フランス・モーターズは、ルノー『トゥインゴ』と『ルーテシア』の制動装置に不具合があったとして運輸大臣に対してリコールを届け出た。対象となるのは1999年8月31日から12月20日までに輸入された合計168台。
対象のクルマでブレーキ倍力装置の負圧逆流防止弁において、逆流防止弁のスプリングハウジングの材質に一部不適切なものがあり、当該ハウジングが欠損してその破片が負圧回路を塞ぎブレーキ倍力装置の機能を低下させ、最悪の場合、ブレーキペダルを短時間に繰り返し操作した際に制動力が低下するおそれがある。
発見はPSA(プジョー・シトロエン・グループ)の生産工場。