
【春闘2017】一時金は業績反映の要求に…日産など4社が昨年上回る
自動車メーカーの2017年春闘は2月15日に一斉に要求が提出された。賃金改善(ベースアップ)の要求額は各社とも昨年と同額の3000円で、自動車総連の統一要求基準に揃えた。

【新聞ウォッチ】”トランプ春闘”スタート、トヨタ、日産など自動車各社ベア横並び「月3000円」要求
トヨタ自動車など大手自動車メーカー各社の労働組合が一斉に今春闘の要求書を提出し、労使交渉が本格的にスタートした。

【春闘2017】日産は「平均賃金改定原資」として9000円の要求
自動車業界でも2月15日に2017年の春季団体交渉が始まった。独自の交渉形態をとっている日産自動車では同日、労組が組合員の「平均賃金改定原資」として昨年と同額の9000円の要求を提出した。

【新聞ウォッチ】2017年春闘、全トヨタ連労連「ベア3000円以上」の要求方針を確認
全トヨタ労働組合連合会(全トヨタ労連、315組合、約34万人)が、賃金を底上げするベースアップ(ベア)にあたる賃金改善分として、月額3000円以上を要求する執行部案を提示して確認したそうだ。

【新聞ウォッチ】安倍首相、今年も賃上げ要請、4年連続「官製春闘」に嫌気も
サラリーマンにとって“我慢料”とも呼ばれている月給が上がって文句をいう人はまずいないだろう。ただ、その賃上げを個々の企業の労使ではなく国を動かす立場の首相が要請するのはやや違和感がある。

自工会池会長、「春闘は総合的な賃上げができた」
日本自動車工業会の池史彦会長(ホンダ会長)は3月17日の定例会見で、16日に回答が示された今春闘について「ベースアップが(低いなどと)脚光を浴びたが、一時金などを含んだ総合的な賃上げができた」と評価した。

【新聞ウォッチ】潮目が変わった? 業績不振のダイハツより低い最高益更新の富士重工ベア1300円
トヨタ自動車の豊田章男社長は労使協議の場で「為替の動向も含め、経営を取り巻く環境の潮目が変わった」と指摘したという。

【春闘16】富士重の一時金は6年連続満額で、トヨタに次ぐ6.5か月分に
富士重工業(スバル)は3月16日にベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分として1300円が回答された。要求の3000円には及ばなかったが、3年連続でのベア実施となる。

【春闘16】マツダの一時金は「特別協力金」でほぼ満額回答に
マツダはベースアップ(ベア)が3000円の要求に対し、1200円の回答となった。ベアの実施は自動車メーカー各社同様に3年連続となる。

【春闘16】トヨタのベアは1500円…一時金は満額で過去最高水準
トヨタ自動車はベースアップ(ベア)に当たる賃金改善分が3000円の要求に対し、1500円の回答となった。ベアの実施は3年連続となる。ベアのほかに賃金制度維持分として昨年と同額の7300円が要求どおり確保され、ベアとの合計では8800円となった。