ITS世界会議は10月15日から東京ビッグサイトでのブース展示や走行デモなどが始まった。オープニングイベントのトークセッション「『高度運転支援・自動運転』の将来について」には日米欧6社の自動車メーカーの担当役員らが参加し、意見を交わした。
東京ビッグサイト西ホールアトリウムにある東京都ブースには書による作品が天井から吊るされている。京都市出身の書道家、祥洲氏による作品だ。
ホンダはブース内に四輪車と二輪車のシミュレーターを展示していた。路車間や車車間通信のデモンストレーションにも対応しており、これらの世界を一足早く体験できる。
メイン会場である東京ビッグサイト西ホールアトリウムで、突如として尺八と琴による演奏が始まった。東京都のブースで10月15日午後に行われたレセプションでのひとコマだ。
ホンダの開発部門である本田技術研究所の山本芳春社長は10月15日、自動運転技術の市販化について 「今は何年モデルというのは控えるが、他社より遅れて出すという気持ちはない。先駆けたい」と述べ、今後数年で搭載車を投入する考えを示した。
ダイハツはITS世界会議の会場に「スマートアシスト」機能付きの軽乗用車2台を持ち込み、すでに市販されている技術として、「ぶつからない」という安全性をアピールしている。
現在、関東地方には「10年に一度」という規模といわれるほど強い台風が接近しているが、「ITS世界会議 東京2013」もこの影響を受け、実車を使ったデモンストレーション(ショーケース)が中止となってしまった。
ZMPとバージニア工科大学工学部機械工学科古川知成教授は、環境マッピングと位置推定を同時に行うSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)を用いたクルマの自律走行技術を共同研究・開発し、成果の一部をITS世界会議東京2013で発表する。
ITS世界会議東京2013 日本組織委員会は、10月16日に実施予定だったプログラムを台風の接近により一部中止することを発表した。中止となるのは以下のプログラム。
富士重工業は10月14日から18日、東京ビッグサイトなどで開催されている「第20回ITS世界会議 東京2013」に、協調型安全運転支援システム搭載車両を出展する。
15日午前、「ITS世界会議 東京2013」が始まった。18日までの4日間、東京ビッグサイトにて展示やセッションが行われ、会場周辺の特設コースでは実車を使ったデモンストレーションも実施される。
イードは、ITS世界会議の西2ホールにe燃費/レスポンスおよびExpoTODAYブースを出展、先頃リニューアルしたe燃費の燃費投稿デモなどを実施している。
ITS世界会議東京2013では、「交通安全・渋滞の解消へのさらなる取り組み」として、全10コースのショーケースが準備されている。14日はメディア向けにその事前試乗会が行われた。ここでは『S05 GSモバイル通信とITSスポットの協調サービス』についてレポートする。
東京都の猪瀬知事は、スポーツ祭東京2013(第13回 全国障害者スポーツ大会)の開催中ということもあり、「ITS世界会議 東京2013」の開会式には参加せず、ビデオメッセージを寄せた。
ITS国際会議で講演を行うため、GMからElectrical & Countrols System Research LabのDirectorであるJohn Capp氏が来日し、14日に記者を囲んだラウンドテーブルが実施された。