日本ではあまりなじみのないトムトムだが、グローバル展開する同社ならではのビジネスでブースを出展していた
未来の交通社会では、渋滞や危険なスポットに関する情報が乗り物(vehicles)、ロードサイドセンサー、スマートフォンから集められる。 銀行や図書館のように最低限のコストで誰にでもこの情報が提供できるシステムを作ることは多く人々の助けになるはずである。
NECのブースで、車に乗っている人数を自動で認識する画像処理技術が公開されていた。乗車人数の自動認識ならば欧米などのHOT/HOVレーンでのゲートでの利用が考えられるが、他にも応用があるそうだ。
通信機器メーカーであるHUAWEIが、ITS世界会議のショーケースに出展していた。展示の目玉は「eLTE」という独自の高速移動体通信とトランキングに特徴がある技術だった。
東京国際展示場で開催中のITS世界会議2013。パイオニアブースは、車車間通信やITSスポットサービス対応製品などITS関連技術の紹介とともに、HUD(ヘッドアップディスプレイ)を使った車内空間を用意して同社の描く新しいカーライフを提案した。
10月15日から東京ビッグサイトにて開催中の「ITS世界会議東京2013」。初日のExcutive Session「自動運転ー実用化への道のり」には自動車研究所ITSセンターの青木啓二氏が登壇した。
ITS世界会議 東京2013の三菱電機ブースには、GPSアンテナやレーザースキャナー、カメラなど屋根部に多数の機器を設置した高精度GPS移動計測装置「三菱モービルマッピングシステム(MMS)」の搭載車両が展示されている。
マツダはITS世界会議 東京2013のブースに、広島県広島市内で路面電車との車車間通信の実証実験に用いている『アテンザ』をベースとした試験車両「アテンザASV-5」を展示している。
台湾のコンピューターメーカー「ASUS」は、子会社(UniMax)と共同開発したAndroidベースの「スマートクラウドカーナビゲーションシステム」を出品し、ITS世界会議 東京2013の台湾ブースで展示している。
ITS世界会議の屋外展示場で、SLAM技術を、EVや自動運転カーなど次世代自動車の開発ベース車両である「RoboCar PHV」に実装し、走行実験のデモが行われた。
トヨタ自動車は、「人とクルマと街がつながることで実現されるスマートモビリティ社会」をテーマに、展示ブースにおいて「協調型ITS」「次世代都市交通システム」「エネルギーマネジメント」「次世代テレマティクス」と、4つの領域で取り組みを紹介する。
BMWのカウルス・コンパス車両安全担当バイスプレジデントは10月15日に行われた自動運転に関する公開トークセッションに登壇し「自動車の安全性が自動運転の一番の目的ではないと私は思う」と主張した。
米ミシガン大学運輸研究所のピーター・スェットマン所長は10月15日に行われた公開トークセッションに登壇し、「自動運転になった場合、最終的には何らかの責任の転換が行われると思う」との見通しを示した。
「関東に接近する台風では10年に一度の勢力」と言われる大型で強い台風26号。伊豆大島では統計を取り始めてから最も多い記録的な大雨となり、一時は関東の沿岸にも接近したが、直撃は避けられた模様だ。
ホンダは10月15日から「ITS国際会議東京2013」会場に特設された屋外コースで、自動運転技術を初めてデモ公開した。この技術はバイクなどとの通信による「協調型自動運転」と、ショッピングモールなどを想定した「自動バレーパーキング」。