鈴鹿の表彰台から一転、来季のシート獲得に向けて好成績を残したかった小林可夢偉だが、オープニングラップに波乱が待ち受けていた…。
ザウバーチームからのスポンサー獲得要求に、鈴鹿でポディウムを獲得した小林可夢偉が困惑している。
モニシャ・カルテンボーンがペーター・ザウバーに代わってチーム代表となった。長いF1史上でも、初の女性チーム代表の誕生となる。
10月7日、鈴鹿サーキットで行われたF1日本GPにおいて、小林可夢偉(ザウバー)は3位でフィニッシュ、自身初となる表彰台を獲得した。
小林可夢偉の鈴鹿3位表彰台というリザルトは、日本人を等しく感動させたが、2013年ザウバー残留の可能性にはほとんど影響を及ぼさないとチーム幹部は語る。
優勝
3位:小林可夢偉(3番手スタート)
10月7日、三重県鈴鹿サーキットでF1日本GPが行われた。決勝では、予選4番手、スターティンググリッド3番手からスタートした小林可夢偉(ザウバー)が3位入賞、初となる表彰台に上った。
小林可夢偉(ザウバー)が10月6日の予選後にグランドスタンド前にて行われたトークショーに登場した。
予選を4位で終え、バトンのペナルティによって3番手からスタートする小林可夢偉。決勝スタート、運命のクラッチミートを鈴鹿の路面で成功させるしかない。
鈴鹿サーキット50周年に当たる今年の日本GP予選、ポールを獲得したのは、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)。2番手にはチームメイトであるマーク・ウェバー(レッドブル)が入り、レッドブルによる今季初のフロントロー独占となった。
日本GPの注目はチャンピオン経験者たちだけではない。今年のグランプリを制してきたドライバーたちに混じって、何といっても小林可夢偉の善戦に期待せずにはいられない。
10月5から7日に三重県鈴鹿サーキットで開催されるF1日本グランプリを翌週に控えた9月26日、愛知県常滑市にある中部国際空港に、F1マシンが上陸した。
予選で予想外のつまづきがあり、オーバーテイクの難しいシンガポール市街地コースでは絶体絶命だった可夢偉。次戦は年間の最重要レースだけに、奮起に期待したいところだ。
日本GP直前のレースとなるシンガポールGPで、予選に失敗した可夢偉。決勝での巻き返しは成るだろうか?