1年前、救急ヘリコプターで搬送されるほどの大クラッシュを経験したサーキットで見事に初優勝を飾ったロバート・クビサがその戦いを振り返った。
1ストップ作戦を獲ったチームメイト、ニック・ハイドフェルドを抜いたロバート・クビサはその後トップを快走し、そのままゴール。昨年大クラッシュを経験したカナダGPで待望の初優勝を飾った。
●F1カナダGP、8日決勝リザルト 1:クビサ(ザウバー)/ 2:ハイドフェルド(ザウバー)/ 3:クルサード(レッドブル)
25日、F1モナコGPの14周目、ローズヘアピンでニック・ハイドフェルド(ザウバー)と接触したフェルナンド・アロンソ(ルノー)。アロンソはアクシデントが自分の責任だったと認めている。
BMWのテクニカルディレクター、ウィリー・ランプによると、BMWザウバーはいまマクラーレンと同じぐらいのポテンシャルだという。「3戦目ではウチの方が速かった。第4戦では五分五分と言ったところだ」。
開幕3戦では期待以上の活躍を見せたBMWザウバー。バーレーンGPではチームにとって記念すべき初ポールポジションをマークしたロバート・クビサはスペインGPでもトップ争いに加わることができるだろうと予想している。
開幕戦から3戦連続の表彰台、バーレーンGPでは初ポールポジションと今シーズン好調なスタートを切ったBMWザウバー。ライバルであるマクラーレンのロン・デニス代表はBMWの勢いについて、シーズンを通じて開発レベルをキープすることは困難と否定的に見ている。
バーレーンGPでロバート・クビサがチーム史上初のポールポジションをマークし、クビサ3位、ニック・ハイドフェルド4位という成績を収めたBMWザウバー。これにはマリオ・タイセン代表も大満足のよう。
F1バーレーンGP、6日決勝リザルト 1:マッサ(フェラーリ)/ 2:ライコネン(フェラーリ)/ 3:クビサ(ザウバー)
メルセデスのモータースポーツの責任者、ノルベルト・ハウグが同じくドイツのライバルメーカーであるBMWについて、フェラーリ&マクラーレンに次ぐ第3のチームとして優勝争いできるだろうとコメントしている。
今シーズンからフェラーリの新チーム代表に就任したステファノ・ドメニカリ。2位に入ったBMWザウバーのロバート・クビサの快走ぶりに、タイトル獲得の鍵を握るのはBMWだと語った。
マレーシアGP(23日決勝)でロバート・クビサが2位に入り、開幕戦から2戦連続で2位表彰台に上ったBMWザウバーは絶好調だ。
2008シーズン開幕戦オーストラリアGPが16日、メルボルンのアルバートパーク・サーキットで行われた。レースはセーフティーカーが3度も登場するハプニング続出の慌ただしい展開、チェッカーフラッグを受けたのはわずか7台という波乱の幕開けとなった。
1:ハミルトン(マクラーレン)/ 2:ハイドフェルド(ザウバー)/ 3:ロズベルグ(ウィリアムズ)/ 4:アロンソ(ルノー)/ 5:コバライネン(マクラーレン)/ 6:中嶋一貴(ウィリアムズ)/ 7:ブルデー(トーロロッソ)/ 8:ライコネン(フェラーリ)
オフシーズン中のテストで今ひとつペースの伸びないBMWザウバー。しかしロバート・クビサはペースは問題ないと語る。