同僚のペレスはQ3に進出したものの、可夢偉はなんとQ2止まり。それも17番手という後方からのスタートだ。しかし、今年のペレスが表彰台を射止めたレースは、ニュータイヤ温存の戦略が当たったケースが多々あった。可夢偉ならではの、土壇場の底力に期待したい。
予選17位
小林可夢偉(ザウバー)
「予選17位という結果は、お恥ずかしい限りです。パフォーマンスは以前より上がっていたのですが、今日はQ2の失敗が痛かったです。僕は1周分の燃料だけ積んで走るつもりでいたのですが、セッティングを失敗してブレーキバランスがめちゃめちゃになってしまいました。燃料が少なかったので2度目のチャンスはなかったというわけです。使いかけのソフトセットで出したタイムがベストで、最後のニュータイヤは活かせずに終わってしまいました」
「ただ、明日の決勝はニュータイヤがたっぷり残っているし、このサーキットならオーバーテイクだって数多くできるだろうと思っていますよ」