F1モナコGPの予選(5月28日)で大クラッシュし、一時は容体が心配されたザウバーのセルジオ・ペレスだが、FIAのメディカルチェックに合格すれば、今週末開催のカナダGPに出場できる見込みだ。
結果だけを言えば、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が今季5勝目を飾ったモナコGPということになるが、そのレース内容は非常にスリリングな攻防の連続であった。
F1モナコGP決勝、29日、モンテカルロ市街地サーキット(3.340km、78周=260.520km) リザルト 1:ベッテル(レッドブル)/2:アロンソ(フェラーリ)/3:バトン(マクラーレン)
F1第5戦スペインGPで9位に入り、ようやく1ポイントを獲得したザウバーのセルジオ・ペレス。今週は昨年GP2で優勝を飾ったモナコでのレースだけに、特に気合いが入っている。
快晴のカタルーニャサーキットでスペインGP決勝が行われた。優勝はレッドブルのセバスチャン・ベッテルが奪い、開幕戦から1位、1位、2位、1位、1位と圧倒的な表彰台独占率を見せている。
F1スペインGP決勝、18日、カタルーニャサーキット(4.655km、66周=307.104km)。リザルト 1:ベッテル(レッドブル)/2:ハミルトン(マクラーレン)/3:バトン(マクラーレン)/10:小林可夢偉(ザウバー)
3週間のインターバルをおいて開催されたトルコGPは、レッドブルのセバスチャン・ベッテルが今季3度目のポール・トゥ・ウインを飾った。2位にチームメイトのマーク・ウェーバーが入り、レッドブルとして今季初の1-2フィニッシュを飾っている。
F1トルコGP決勝、8日、イスタンブールパーク・サーキット(5.338km×58周=309.396km) リザルト1:ベッテル(レッドブル)/2:ウェーバー(レッドブル)/3:アロンソ(フェラーリ)
経験不足が出てしまった感もあるが、開幕3戦を終えたルーキーについて、ペーター・ザウバー代表は「期待以上だ」と評価している。
F1開幕2連勝を挙げていたセバスチャン・ベッテル(レッドブル)をついにマクラーレンのルイス・ハミルトンが止めた。
F1中国GP決勝、17日、上海サーキット(5.451km×56周=305.066km)
F1開幕戦では入賞圏内でフィニッシュしながら、車両規定違反により失格処分を受けたザウバーの小林可夢偉。第2戦マレーシアGPではレースを8位で終え、ルイス・ハミルトンらのペナルティによって最終的に7位となった。
結果だけで言えばポールポジションスタートのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がポール・トゥ・ウインを開幕戦に続けて達成したということだが、レース展開は非常に興味深く、またレッドブルを追うマクラーレンの速さも確認できた。
F1マレーシアGP決勝、10日、セパン・サーキット(5.543km×56周=310.408km)
レース後の車検で2台ともに失格裁定を受けたザウバー。失ったポイントは大きいが、新しいタイヤサプライヤーの検証は慰めになるかもしれない。