ガソリン、ディーゼル、ハイブリッド(HV)と3種のパワートレインをラインアップした新型『アクセラ』に注目している。
マツダの好調を支える“三大要素”と言えば魂動(KODO)デザインを基本に仕上げられた“カッコ良さ”、そしてスカイアクティブ・テクノロジーに裏付けられた“高い環境性能”にある。
すでに語り尽くされている感もあるが…新型『アクセラ』最大の注目点は、個性のまったく異なる3種のパワートレーンを用意しているところだ。
北京モーターショーにマツダは中国生産の2モデルを発表した。
マツダ『アクセラハイブリッド』を横浜で試乗した時には、いい面ばかりを感じ取れたわけではなかった。撮影も含めて1時間前後の取材では、試乗時間が短いと言うより、試乗会の拠点からそれほど移動することができないから、どうしても試乗する道路環境が限られてしまう。
アクセラスポーツの『15S』と『20S』、この2グレードはエンジンの排気量が違うだけと思っていたら、実際に走らせてみるとかなり乗り味が異なることに気付かされた。
実は『アクセラスポーツ』の中でも「XD」の6速AT車は、カタログ記載の車重が1450kgと、シリーズでもっとも重い。とはいえ、それをモノともしないのが、2.2リットルディーゼルターボのパフォーマンスなのだ。
マツダのクルマはこれまでもエンスージァスティックな匂いのする車種が多かったけれど、新型『アクセラ』の1.5リットル6速MT仕様は、『ロードスター』を除けば現時点における頂点だと思った。ここまでヨーロッパの実用車に近い国産車はちょっと珍しいからだ。
マツダは4月14日、SKYACTIV技術を全面的に採用した『CX-5』『アテンザ』『アクセラ』のグローバル生産台数が、2014年3月末までに合計104万台となり、100万台を突破したと発表した。
『アクセラスポーツ』のボディはCセグメントの中でも堂々としたもので、15Sはとても1500ccのNAエンジンが搭載されているクルマには見えない。
1.5リットルと2.0リットルのガソリン、2.2リットルのディーゼル、そして2.0リットルガソリン+モーターのハイブリッド。多様なパワートレインを用意しているのが、新型『アクセラ』の特徴だ。
マツダは4月11日、新型『マツダ3 アクセラ(日本名:アクセラ)』および『マツダ6 アテンザ(日本名:アテンザ)』の中国生産を開始したと発表した。
アクセラスポーツのディーゼル、XD(クロスディー)に試乗した。アテンザに搭載していたのと同じ、トルクフルな2.2LのスカイアクティブDをアクセラに搭載したのだから、その走りは豪快なことは想像できた。
『ベストカー』5月10日号では「春の誌上東京モーターショー2014」と題し、今号と次号の2回にわたりこれから登場する新型車のスクープ情報を特集。
すでにたびたび触れる機会に恵まれていて、当初から非常によい印象を持っているが、筆者にとって『アクセラ』は乗るたびに惚れ直させられるクルマである。