いわゆる自動ブレーキ、踏み間違い防止アシストを始めとした安全装備を全車に標準化。同時に燃費も改善、試乗車のハイウェイスターX Gパッケージ・2WD車でいうと、従来型+0.2km/リットルの26.2km/リットルへと、数値が高められた。
『スカイライン』と同様、インフィニティバッジが付くようになり、カタログの表紙とトランクリッドから日産のロゴが消えた。なので“見做し方”が少々、ややこしいが、そんな御託をならべなければ、なかなかなサルーンだと改めて実感させられた。
日産のSUV、エクストレイルに加わったハイブリッドモデルに、横浜で乗ってきた。エクストレイルはもともと5ナンバーサイズで登場したクルマだが、この3代目、やや高めの運転席に収まって走り出すと、駐車場から出ようとするときなどにちょっとデカイなという印象を受ける。
新型『ステップワゴン』のフラッグシップモデルというべきグレードが「スパーダ」に設定された「クールスピリット」だ。
『フライングスパー』を唯一の例外に、ベントレーには「スピード」と名付けられたモデルが存在する。スピードが意味するのは、ハイパフォーマンス。これぞベントレーをドライバーズカーたらしめた大きな原動力であった。
遡れば『960』の90年代、共同開発だったそれまでの“PRV”の後継機として登場した自社開発ユニットが源流だった。
新型『シャトル』にはハイブリッドと1.5リットルエンジンの2つのパワーユニットが用意されている。エンジン車はGという1グレードのみの設定。
それまでの“R系”から最新の“F系”に生まれ変わった最新の『ミニ』。その基幹モデル(BMWの資料の表現)である3ドアに、JCW(ジョン・クーパー・ワークス)が登場した。史上最強という新開発2リットル4気筒ターボは実に231ps/350Nm(オーバーブースト時)の性能だ。
スバルが4月に発売した7シーターSUV『エクシーガ クロスオーバー7』を試乗する機会があったのでリポートする。
先代まで『フィットシャトル』の名前で販売されていたホンダの5ナンバーステーションワゴンが『シャトル』の名前となって登場。事実上、フィットシャトルのフルモデルチェンジと考えていい。
昔気質な人。最後のストレート6エンジンを搭載するボルボの『V60 T6 AWD R-DESIGN Tuned by Polestar』から降りたときに、そんな言葉が浮かんだ。
日常の中の非日常。最近ときおり耳にする表現だが『CX-3』こそ、まさにそんな面持ちになれるクルマだ。スーパーの駐車場に停め、ふと振り返って眺めると「まるでスペシャルティカーのようだ」とさえ思わせてくれる。
先代『ステップワゴン』は、標準車と、専用サスペンションをおごり1インチアップのタイヤを履く「スパーダ」では少なからず乗り心地に差があった。
ラインアップではベースグレードに位置づけられるガソリン車。後席センターアームレストは非装備など、シンプルな実用前提車といった趣だが、これはこれで悪くない……そう思えた。
シリーズ名がとれ、シンプルに『シャトル』と呼ぶようになった新型。前モデルと較べると、ホイールベースが+30mmなのに対し、全長は+15mmに留められている。FFモデルは全高を1540mmに抑え、市街地での立体駐車場問題にも対応させている……なども、実用前提の配慮だ。