
03年度自動車アセスメント…国土交通省が公表
国土交通省は27日、平成15年度(2003年度)自動車アセスメントの結果を公表した。衝突安全性能では、運転席・助手席とも最高位の6ツ星を取得した車両が7車種あり、前年度の4車種を上まわった。

【自動車アセスメント2003写真蔵】これだけ損傷してもドアはちゃんと開いた
衝撃を一部分のみで吸収されることが要求されるオフセット衝突というのはクルマに多大なる損傷を与える。衝突で損傷したとしても、ドアが簡単に開けられなくては事故後の救助活動に支障を与えることになる。

【自動車アセスメント2003写真蔵】これがオフセット衝突実験の一部始終
当然といえば当然なのだが、クルマが衝突する瞬間というのはコンマ数秒というわずかな時間でしかない。ここに掲載する12コマの写真は11月14日に行われた自動車アセスメントでのオフセット前面衝突の模様を記録したものだ。

【自動車アセスメント2003】大破する車体、飛び散る部品
クルマが潰れる音。それは「出来ることなら聞きたくない音」のひとつだ。金属が軋み、破片が飛び散る様子というのは見ていて気持ちの良いものではない。しかし、自動車アセスメントでは19車種を「一瞬で破壊する」という実験を繰り返す。

【自動車アセスメント2003】歩行者死亡の60%は頭部損傷が原因
日本における交通事故死亡者のうち、全体の約28%は歩行者が占めている。先進国の交通事故死亡事故における歩行者の死者数は平均で15%程度だという。つまり、日本では歩行者が事故で死亡するというケースが非常に高いのだ。

【自動車アセスメント2003】衝突実験を報道陣に公開
独立行政法人の自動車事故対策機構は14日、茨城県つくば市の日本自動車研究所(JARI)において、平成15年度(2003年度)の自動車アセスメント衝突試験と歩行者頭部保護試験の模様を報道陣に公開した。

歩行者頭部保護試験を追加〜今年の自動車アセスメント概要
国土交通省は27日、平成15年(2003年)度自動車アセスメントの実施要領案を公表した。今回から「歩行者頭部保護性能試験」を実施するほか、幼児用チャイルドシート衝突試験では、動的荷重を計測できる面圧計を使い、拘束状態の加害性を調べる。

衝突最高評価はプレミオ、ノア、アルファード、フォレスター…自動車アセスメント
国土交通省による「平成14年度(2002年度)自動車アセスメント」結果が18日、公表された。運転席・助手席とも最高の“6つ星”評価を獲得したのは、トヨタ『プレミオ』、『ノア』、『アルファード』と、富士重工業スバル『フォレスター』の4車種。前年度より1車種増えた。

【チャイルドシートの安全性を検証する】簡単装着、着衣型の安全性は?
