
国立天文台、研究チームが誕生したばかりの大質量星周辺に高温水蒸気ガスの回転円盤を発見
国立天文台の廣田朋也助教が率いる研究チームは、アルマ望遠鏡とVERA望遠鏡などによる観測で、誕生後間もない大質量星周辺に高温水蒸気ガスの回転円盤を発見した。

アイソン彗星観測でアミノ・ラジカルの窒素同位体を検出…京都産大の研究チーム
京都産業大学の研究者を中心とする研究チームは、すばる望遠鏡の高分散分光装置(HDS)を用いてアイソン彗星を観測し、単独の彗星としては世界で初めて15NH2(アミノ・ラジカルの窒素同位体)の検出に成功した。

国立天文台、アルマ望遠鏡受信機の出荷が完了
国立天文台は2月18日、7台のアルマ望遠鏡バンド10受信機を国立天文台先端技術センターから出荷した。これで国立天文台が開発を担当した3周波数帯受信機計219台の出荷が完了したことになる。

日・台・仏国際研究チーム、赤ちゃん星の原始惑星系円盤で劇的な化学変化を観測
日・台・仏の国際研究チームは、アルマ望遠鏡を使って、おうし座にある若い原始星「L1527」を観測し、生まれつつある円盤の外縁部で化学組成が劇的に変化していることを発見した。

国立天文台、すばる望遠鏡やドーム内を全天球カメラで撮影した画像ギャラリーを公開
国立天文台は、すばる望遠鏡やドーム内の様子、マウナケア山頂の環境などを全天球カメラで撮影した画像ギャラリー「全天球画像で見るすばる望遠鏡」を公開した。

巨大ブラックホール天体「いて座A」でこれまでにないフレア現象を発見…国立天文台
国立天文台の本間希樹准教授らの研究チームは、国立天文台のVERAと、アメリカのVLBAの共同観測から、銀河系中心の巨大ブラックホール天体「いて座A」で、これまで観測例のない変わったフレア現象を発見したと発表した。

石垣島天文台、超新星2014Jの撮影に成功
国立天文台は、石垣島天文台が1月25日の深夜(日本時間23時16分)に、増光が注目されている超新星2014Jの撮影に成功し、画像を公開した。

東大カブリ数物連携宇宙研究機構に不正アクセス…国立天文台にも複数の不正アクセス
国立天文台は、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構の研究者が運用する観測データ解析用計算機への外部からの不正アクセスがあったと発表した。

国立天文台、「2015年の暦要項」を発表…日食が2回、月食が2回
国立天文台は、2015年の「暦要項」を発表した。

国立天文台研究チーム、合体銀河中の超巨大ブラックホールの活性化に「個性」があると推定
国立天文台の研究チームは、すばる望遠鏡を使って、29個の合体銀河の高解像度赤外線観測を実施し、合体銀河中の超巨大ブラックホールの活性化が、ごく周辺のガスの運動などによって決まる「個性」があることを示唆する結果を得たと発表した。