2002シーズン開幕戦、オーストラリアGPの決勝が3月3日メルボルン、アルバートパーク・サーキットで行われた。スタート直後、先頭を行くバリケロにラルフ・シューマッハが激突。ラルフのマシンが宙に舞い、約半数のマシンが巻き込まれる大クラッシュとなった。
いよいよ2002年シーズン、オーストラリアGPが開幕し、金曜日は2度のフリー走行が実施され、ミハエル・シューマッハ率いるフェラーリ勢がトップを独占した。
ディフェンディングチャンピオンのミハエル・シューマッハ率いるフェラーリの牙城を崩すべく、今シーズンの活躍が最も期待されている一人がウィリアムズBMWのファン・モントーヤ。オーストラリアに到着したモントーヤは、さっそくフェラーリに批判的な発言をした。
フェラーリ、マセラティの正規輸入販売代理店のコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは、Jリーグの東京ヴェルディ1969のユニホームスポンサー契約を締結した。
F1ディフェンディングチャンピオンのミハエル・シューマッハ(フェラーリ)が開幕が迫った今シーズンについて語り、注意すべきライバルはマクラーレンではなくウィリアムズであることを明言した。
15日、F1ディフェンディング・チャンピオンのフェラーリが、開幕戦であるオーストラリアGPに昨シーズンマシンである「F2001」で臨むことを決定した。
プライベートトラックであるフィオラノで単独テストを続けているフェラーリ。テスト初日にしてコースレコードを破ったニューマシン、F2002が翌日さらに記録を更新した
ニューマシンF2002を披露して以来、フェラーリにとって初めてのテストが、10日からフィオラノで行われた。テストに参加したミハエル・シューマッハは、初日にしてコースレコード(58秒620)樹立ににっこり。
2月6日午前11時。フェラーリ本部マラネロにあるヌォーボ・メカニカ・パビリオンで、ニューマシン「F2002」がついにベールを脱いだ。シューマッハは「目標とモチベーションに変わりはない」と。
3日の日曜日、イタリア、ブラリォ・ディ・モデナ・スタジアムでスクデリーア・フェラーリが参加するサッカーのチャリティーマッチが開催された。1万人の観衆の前にフェラーリ・チーム、イタリア歌手チーム、ドライバー連合チームの3チームが激突した。
30日、バルセロナ近郊のカタルーニャ・サーキットで行われている合同テストは、2人のドライバーがクラッシュする場面があったものの、フェラーリが前日同様トップタイムを独占した。3位はザウバー。
29日、2台のF2001を持ち込んだフェラーリは、バルセロナ合同テストのチーム初日にして1-2タイムを記録するなど、王者の貫禄を見せつけた。タイヤ熟成と電気系統に重点を置いて行ったテストで、テクニカルトラブルはゼロと抜群の安定感を発揮した。
バレンシアで行われているテスト最終日(8日目、21日)はフェラーリのみが走行を行った。両ドライバーとも昨年のマシンにのり、タイヤテストと電気系統の調整を行った。
20日=7日目のトップもやはりミハエル・シューマッハ(フェラーリ)。いっぽうウィリアムズBMWはラルフ・シューマッハ、フアン・モントーヤ、マルク・ジェネ、アントニオ・ピッツォニアという4人体制で7日連続のテストを終えた。
6日目となる19日にはフェラーリのミハエル・シューマッハが合同テスト初参加、いきなりトップタイムを記録するなど、貫禄を見せつけた。