トップを走るチームメイト、キミ・ライコネンがエグゾーストのトラブルに見舞われ、前を譲られる形でF1フランスGP(22日決勝)を制したフェラーリのフェリペ・マッサ。予期せぬ勝利とはいえ、これでドライバーズチャンピオンシップで首位に立ったとあって、本人も素直に喜んでいる。
「ただただ、最高としか言いようがないよ! 全く期待していなかったから。こんな風にちょっとした幸運が必要なときもあるんだね。とはいえそれはキミにエグゾーストトラブルがあったからこそ。でもそれ以外のペースは素晴らしかった。僕らは正しい方向に進んでいるという実感があるよ。チームは週末を通じて最高の仕事をやってのけてくれたよ」
「チャンピオンシップのトップに立つのは良い気分だけれど、それ自体には何の意味もないことは分かっているつもりだよ。僕が目指しているのはタイトルの獲得。そのためにはまだまだ長い道のりが残っている」とマッサはコメントしている。