
【池原照雄の単眼複眼】「収益力」に再挑戦…富士重工、次期中計は中国が課題
富士重工業(スバル)の森郁夫社長は7日の決算発表の席上、2011年度から取り組む次期中期計画の「ビジョン」として「営業利益率8%以上の定常的な確保」を掲げた。

森富士重工社長、中国進出は「なるべく早い時期に方向性」
富士重工業(スバル)の森郁夫社長は7日の決算発表の席上、懸案となっている中国での現地生産について「慎重に検討している」としたうえで「なるべく早い時期に方向性を定めたい」と語った。

森富士重工社長、今期は「攻める年にしたい」
富士重工業(スバル)は7日、2010年3月期決算と今期業績予想を発表した。今期の世界販売は前期比12%増の63万台と過去最高を計画、営業利益は57.2%増の430億と大幅な増益を予想している。

スバル富士重今期業績見通し…過去最高の販売台数を計画
富士重工業の今期の業績見通しは、営業利益が前年同期比57.2%増の430億円と大幅増益になる見通し。

スバル富士重3月期決算…自動車部門収益改善で赤字幅が減少
富士重工業が7日に発表した2010年3月期の連結決算は、最終損益が165億円の赤字となった。産業機器事業部門で減損損失を計上したことなどが響いた。ただ、繰延税金資産を取り崩した前年同期は699億円の赤字で赤字幅は大幅に改善した。

スバル富士重、通期業績見通しを上方修正…レガシィ 販売が予想以上
富士重工業は2010年3月期の通期連結決算業績見通しの上方修正を発表した。

スバル富士重09年度実績…レガシィ好調で海外生産25%増
富士重工業が26日に発表した2009年度の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年度と比べて横ばいの55万7092台となった。

【株価】北京モーターショーが開幕するも軟調
全体相場は続落。週末控えで見送り気分が強い中、円高ユーロ安を嫌気し輸出関連株を中心に売りが先行。下値では業績回復期待からの買いも入ったが、平均株価は前日比34円安の1ドル=1万0914円と続落して引けた。自動車株も総じて軟調な動きとなった。

【株価】大手3メーカーがそろって反落
全体相場は反落。円高の進行を嫌気し、輸出関連株を中心に売りが先行。ギリシャの財政問題や国内の政局混迷化など懸念材料とともに、主要企業の2010年3月期決算の本格化を前に手控えムードが台頭。

【株価】上海市場の下落で小幅安
全体相場は3日続落。企業業績の改善期待から堅調な動きが続いたが、上海市場の下落を受け、引けにかけ利益確定の売りが活発化。平均株価は前日比8円安の1ドル=1万0900円と小幅安で引けた。こうした中にあって、自動車株は堅調な動き。