富士重工業は28日、スバル『レガシィB4』のCNG(圧縮天然ガス車)車を開発したと発表した。6月1日−2日に東京・代々木公園で開催される「エコカーワールド2002」(低公害車フェア)に出品し、10月に群馬県庁などに納入する。
富士重工業は28日、2002−2006年度までの環境保全活動を示した「環境保全取り組み計画」を発表した。2003年から国土交通省認定の「超-低排出ガス車」の市場投入を開始、2005年までに軽を含む乗用車販売の80%以上を同認定取得車とする。
米国株安で警戒感が浮上し、全体相場は6日ぶりに反落。円相場が約半年ぶりの1ドル=125円台前半に進行し、自動車株は前日に引き続き全面安となった。
米国株高、景気底打ちに対する期待から全体相場は5日続伸。1ドル=125円台への円高進行で警戒感が強まり、自動車株は売りが先行する展開となった。日産自動車が利益確定売りを誘い、富士重工業が急落。
富士重工業は、自己株式の普通株式を2億1500万株、1400億円を上限に取得する枠を設定したと発表した。この株式数は、発行済み株式数の28.8%を占めて、上限取得価格は現行商法が定める最大枠の設定となる。
富士重工業は、採算の厳しかったバス車体の製造、鉄道車両の製造事業を見直し、2002年度で撤退すると発表した。バス、鉄道車両の製造は同社の前身の中島飛行機の民需転換以来続いてきた事業だったが、業績低迷であえなく撤退となる。
富士重工業は17日、6月1日付けで経営組織改革を実施し社内カンパニー制を導入すると発表した。本社の取り組みを自動車事業に集中するとともに、航空宇宙など3部門に大幅に権限委譲し自立経営を促す。
富士重工業は17日、2001年度連結決算を発表した。国内の売上はマイナスだったものの、米国を中心に海外の売上が増えた。この結果、グループ全体の売上高は前期にくらべプラス3.9%と3期ぶりに増加し過去最高の1兆3624億円となった。
富士重工業は17日、ストックオプション(新株予約権)を発行すると発表した。6月26日開催予定の株主総会で決議する。対象は、同社取締役、執行役員、監査役、従業員。ストックオプションの上限は110万株、権利行使期間は2004年8月1日から2009年7月31日。
NYダウの1万ドル台回復を受け、全体相場は大幅続伸。前日に引き続き、自動車株も上げる銘柄が目立った。日産自動車が7日続伸し、マツダが一気に400円台。
富士重工業と日本電気は14日、ハイブリッド車用の2次電池の開発を行う新会社を共同で設立すると発表した。高性能・低コストなマンガン系リチウムイオン電池を自動車に活用する技術を開発し量産化につなげる。
富士重工業は、9月に迎えるスバル4WD発売30周年を記念してスバル『プレオ』に特別仕様車「RS Limited II」、「LS Limited」、「F Limited」の3車種をリミテッドシリーズとして設定し、7日から発売した。販売テコ入れのため、一部モデルで大幅に値下げした。
米国株式の反落を受けてやすく始まったが、年金資金の買いに対する期待から全体相場は4日続伸。円相場は1ドル=130円台半ばに上昇したが、自動車株は上げる銘柄が目立った。