富士重工業は、12月1日付けで、本社の総合企画部門に「経営戦略室」を新設すると発表した。経営戦略室は、経営ビジョンに基づいて富士重が目指すべき将来像の具現化を図るとともに、経営改革のシナリオを策定するための企画立案を担当する。
米国株安を嫌気し、朝方こそ下げたが、買い戻しが入り、全体相場は小幅続伸。しかし、自動車株は下げる銘柄が目立った。下期の販売計画を下方修正した富士重工業(スバル)が、38円安539円と大幅続落。マツダ、三菱自動車工業がさえない。
富士重工業の2001年9月期の中間連結決算は、連結売上高が前年同期比5.4%増の6599億円、連結営業利益が同32.1%増の438億円となり、増収増益となった。国内販売はマイナスだったが、北米の販売が好調だったのに加えて円安による為替差益で好調だった。
富士重工業は、特製カレンダー『世界の名機カレンダー・2002年版』を制作、希望者200人にプレゼントすると発表した。応募はハガキ限定のみとなる。締め切りは11月26日必着。
富士重工業は、軽自動車『プレオ』を一部改良して発売した。今回の改良はDOHCスーパーチャージャーエンジン搭載モデルのRSの走行性能を向上させたり、LSも加えてスポーティモデルのエクステリアを一新し、燃費、排ガスの環境性能や安全性の向上を施した。また、仕様・装備の充実、新ボディ色の展開など、市場の要望に細かく対応した。