
【土井正己のMove the World】「1000年のモノづくり、京都」…西陣のイノベーション、そして世界へ
時代と同じく、モノづくりにも栄枯盛衰がある。日本も明治以降の繊維産業の時代から、現在の重化学工業や自動車、IT産業へと産業構造が変革してきた。特に昨今では、「円高」という為替ファクターから、海外から安い商品が日本に入り、衰退していく産業も多い。

【池原照雄の単眼複眼】大胆な「集約と集中」に動くスズキ
コンパクトカーと新興国市場に強みを発揮するスズキが、4輪車部門で新たな技術戦略を公表した。プラットフォーム(車台)を3タイプに集約する一方、ガソリンエンジンは1.4リットル以下に絞り込む。

【土井正己のMove the World】VOLVOから見える“小さな大国”スウェーデン
今月、桜も満開まであと少しという頃、スウェーデンのストックホルムに行って来た。男性、女性、老人とも道行く人が全てオシャレでカッコいい。ストックホルムは、そういう大人の街だ。スウェーデンの人口は1千万人弱で、東京都より少ない。

【池原照雄の単眼複眼】挟撃で苦戦したトヨタ…13年度国内シェア
◆過去最高を大幅更新し4割を占めた軽自動車

【土井正己の Move the World】「峠ファン」と「TPP」がつくる日本のスポーツカー・ブーム
春の日差しに誘われ、久しぶりに「峠」を走ってみたくなった。学生の頃には、いすゞの『117クーペ』というスポーツモデルに乗っていたので、週に一度は、京都から琵琶湖に抜ける「山中越え」や「途中峠」でスポーツドライビングを楽しんでいた。

【池原照雄の単眼複眼】日産、利益率8%へのカギを握るルノーとの大統合
日産自動車と仏ルノーは4月から両社間の主要機能をより深く統合し、収益力の強化につなげていく。1999年3月の資本提携から丸15年が経過したものの、近年の日産は事業規模が拡大しているのに収益は足踏み状態となっている。

【千葉匠の独断デザイン】マツダのデザイン本部長に問う、『跳』の魂動表現
先日のジュネーブショーでマツダが披露した『跳=ハズミ』は、言うまでもなく、次世代『デミオ』を予告するコンセプトカーだ。量産モデルのデビューはまだ先だが、そのデザインを決めてからジュネーブに向けて『跳(HAZUMI)』を開発したことも言わずもがな。

【土井正己のMove the World】日米の合作テスラ モデルS、日産・三菱のEV開発も加速
先日、テスラモーターズの『モデルS』に初めて試乗した。EVならではの加速感、クイックなレスポンスは、やはり前評判通りの素晴らしさだった。しかし、私が驚いたのはEVとしての性能ではなく、むしろ「クルマとして良くできている」という点である。

【池原照雄の単眼複眼】「抗円高」体質への転換担う…マツダのメキシコ工場が稼働
◆内外比率均衡へのグローバル戦略拠点

【土井正己の Move the World】震災から3年、「東北から未来へ」…驚きと感動を極めた「東北を第3の拠点に」の判断
まもなく東日本大震災から3年が経つ。2011年3月11日金曜日、その日のことは、今もしっかりと脳裏に刻まれている。私は、豊田市のトヨタ自動車本社の12階のオフィスにいた。