僕に言わせると、今年、日本市場に出た41車種の中でカー・オブ・ザ・イヤーに相応しいクルマは2車種しかない。2車種とも日本車で、トヨタ『iQ』と日産『GT-R』。いずれも日本ののモノ作りの強さの証拠である。
イヤーカーとなったトヨタ『iQ』は、軽自動車のある日本では価値の見えにくい部分もありますが、その存在はコンパクトカーの価値や概念を変えていくきっかけになると期待しています。
今年のイヤーカートヨタ『IQ』に関しては個人的に高い評価をしています。いわゆるマイクロカーというコンセプトは日本のメーカーとしては新しく、それを実現するために試行錯誤の後がよく見えます。その意味ではとるべくしてとったかな、と。
今年のCOTYは、次世代のコンセプトを取り入れたECOカートヨタ『iQ』と、ポルシェをホンキでビビらせたスポーツカー日産『GT-R』、そして日本車には無い味を持つ輸入車シトロエン『C5』の戦いとなった。
トヨタ『iQ』が圧勝だったが、ボクのiQに対する印象は今ひとつハッキリとしていない。というのも、乗る度にクルマが良くなっていくことに驚いたからだ。
僕はCOTY最高の栄誉である大賞には、末永くその存在感が輝き続けるような華やかさが必要と思っている。その意味では、今年の大賞はトヨタ『iQ』と日産『GT-R』のどちらかに資格があると思えた。
今年、初めてCOTYの選考委員になった私には色々勉強になった年でした。やはり私はモータースポーツの世界がバックボーンになっているので、ハイパフォーマンス系に偏ったクルマのインプレッションが多く、小排気量・コンパクトカーを自然と遠ざけていた感があります。
しょぼくれた時代だからこそ、迷うことなく日産『GT-R』に10点を投じた。確かに誰にでもオススメできるクルマじゃない。このクルマを最後に、クルマに対する従来型の価値感も変貌、もしくは終焉するかも知れない。
日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は11日、2008-2009日本カー・オブ・ザ・イヤー各賞を決定、発表した。実行委員会が発表した、各車の主な受賞理由は以下の通り。
日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会が主催する、2008-2009日本カー・オブ・ザ・イヤー特別賞三賞「MOST ADVANCED TECHNOLOGY」「MOST FUN」「BEST VALUE」が11日、決定した。
日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会が主催する、2008-2009日本カー・オブ・ザ・イヤー特別賞「MOST ADVANCED TECHNOLOGY」が11日、日産『GT-R』に決定した。
首都高速道路の交通事故削減を目指すプロジェクト「東京スマートチャレンジ」では毎月、前月より事故が減らせたら、エントリーした人に抽選でプレゼントが当たる。11月の“ご褒美”は『NISSAN GT-Rホメパト』プラモデル。
日産自動車は、静岡県駿東郡の富士スピードウェイで行われたSUPER GT第9戦決勝で、ポイント首位で最終戦に参戦した「XANAVI NISMO GT-R」(本山哲/ブノワ・トレルイエ)が9位に入賞し、シリーズ優勝を確定。
日産の、新たなモータースポーツへの参戦が噂されている。そしてそのレースのために、もの凄い『GT-R』が作られるのでないかという。
オリックス自動車は、2008年11月8日 - 11月27日の間、日産『GT-R』の第3弾となるレンタルを開始すると発表した。第3弾では応募条件を緩和、「運転免許歴20年以上」および「ゴールド免許取得者」でなくても応募できる。