
三菱化学、バイオポリカーボネート量産へ…パイロットプラント建設
三菱化学は14日、植物由来のポリカーボネートの開発及び量産化に向け、福岡県北九州の同社黒崎事業所内にパイロットプラントを建設すると発表した。

三菱化学、塩化ビニル樹脂などの事業から撤退
三菱化学は7日、連結子会社であるヴイテックを通じて展開している塩化ビニル樹脂、塩化ビニルモノマ−、電解製品(カ性ソーダ、塩素、電解水素など)に関する事業から撤退すると発表した。ヴイテックが保有する製造設備は2011年3月末までに停止する。

三菱化学、中国石油化工との提携を拡大
三菱化学と、中国石油化工は14日、相互の技術、原料、市場における優位性を活かし両社の提携を強化し、事業を拡大加速することを目的とする戦略提携パートナー関係を確立するための基本合意に達した。

三菱化学、LED材料でCree社とライセンス契約締結
三菱化学は、白色LED事業の基盤強化として、米国のCree社が保有する窒化ガリウム基板(GaN基板)に関する特許について、独占的実施権(一部例外を除く独占)を取得したと発表した。

三菱化学、ブテン類からブタジエンを製造する新技術を開発…合成ゴム原料に
三菱化学は、自社開発した触媒を用いてブテン類からブタジエンを製造する新技術を開発し、水島事業所のパイロットプラントで工業化技術確立の目処が付いたと発表した。今後はプロセス設計などを行い、来年度に技術パッケージ化を図る。

三菱化学、リチウムイオン電池材料の生産設備を増強
三菱化学は、リチウムイオン二次電池材料である電解液、負極材の生産設備を増設すると発表。今回、電解液を四日市事業所で、負極材を坂出事業所で、それぞれ増設することを決めた。

三菱樹脂と三菱化学、リチウムイオン2次電池用セパレータを共同開発
三菱樹脂と三菱化学は、大幅に需要が拡大しているリチウムイオン2次電池用のセパレータを共同開発した。

JSRと三菱化学のABS樹脂合弁事業、JSRが完全子会社化
JSRは、三菱化学と合弁事業に関する業務提携を解消し、合弁会社テクノポリマーの三菱化学が保有する全株式をJSRが取得することで合意した。JSRはテクノポリマーを完全子会社化する。

三菱化学、四日市事業所に ケミストリープラザ棟 を新設
三菱化学は、主要事業所である四日市事業所(三重県四日市)内に、顧客のソリューション実現のため、グループの技術基盤とソリューション事例の両面から技術・製品・用途を紹介し、体感してもらうための「ケミストリープラザ棟」を新設した。

三菱化学、水島事業所のエチレンプラントの操業再開
三菱化学は、水島事業所(岡山県倉敷市)のエチレンプラントについて、10月8日から一部設備の補修のため停止していたが、補修が完了し10月22日の夜、操業を再開したと発表した。