三菱化学、四日市事業所に ケミストリープラザ棟 を新設

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三菱化学、四日市事業所に ケミストリープラザ棟 を新設
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三菱化学は、主要事業所である四日市事業所(三重県四日市)内に、顧客のソリューション実現のため、グループの技術基盤とソリューション事例の両面から技術・製品・用途を紹介し、体感してもらうための「ケミストリープラザ棟」を新設した。

四日市事業所は、中京圏、近畿圏の大消費地に近く、自動車業界、情報電子業界などグループの顧客が数多く立地している地区にある。また、高機能樹脂など、機能型商品の生産設備や、50余年にわたる歴史を背景に樹脂などの技術蓄積が豊富で、グループで約600人に及ぶ研究者を擁していることから、四日市事業所を「樹脂関連製品を主体とした研究開発、生産拠点」と位置付けている。

新設したケミストリープラザ棟には、主に同社グループの製品開発力を紹介するための「ケミストリープラザ」を設置し、2007年1月にグループの総合ポータルとして本社に設置、そして同年10月には、グループの技術基盤と将来技術を取り上げるため横浜研究センターに設置した「ケミストリープラザ」と併せて、3拠点のネットワークが完成する。

新設した施設では、四日市事業所の製品試作を主に行うための「カスタマー・ラボ」を備えた研究開発棟「四日市未来創造館」に続くものとして、試作した製品の評価を行う「プレファクトリーヤード」や、材料評価や品質保証技術などの集約で、顧客と一緒に材料開発や製品試作、またそれらの評価を行うことができる仕組みを整えた。

加えて、「化学が変える未来のくるま」をテーマとした新たなコンセプトカーを作り、ケミストリープラザ棟に展示する。

《レスポンス編集部》

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