三菱化学、中国石油化工との提携を拡大

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三菱化学と、中国石油化工は14日、相互の技術、原料、市場における優位性を活かし両社の提携を強化し、事業を拡大加速することを目的とする戦略提携パートナー関係を確立するための基本合意に達した。

三菱化学と中国石油化工は、石油化学分野での合弁事業、技術提携などの交流を通じ、相互信頼関係を構築してきた。自動車用ポリプロピレン・コンパウンド事業では、10年以上の合弁事業での協力関係を持つ。また、両社は新たな合弁事業としてビスフェノールA、ポリカーボネート事業の新社設立を現在進めている。

今回の基本合意による提携は共同研究、プロジェクト提携、原料や製品の供給、工事・物流サービス、技術交流、人材交流などの幅広い分野に提携を拡大する。また、CO2削減やその有効利用、再生可能エネルギーとしての有機太陽電池などの地球環境関係のテーマにも、両社共同で積極的に取り組む。
 
両社は将来を見据えた幅広い分野での戦略提携パートナー関係を確立する新しいビジネスモデルを活用して、事業化の加速、高付加価値分野への事業拡大、アジアでの化学産業の今後の発展に貢献するとしている。

《レスポンス編集部》

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