三菱化学は、10月1日付けで組織改正を実施すると発表した。今回の組織改正では、自動車関連事業推進センター」を「コーポレートマーケティング部」に移管し、「コーポレートマーケティング部自動車関連事業推進センター」とする。
三菱化学と三菱エンジニアリングプラスチックス、中国石油化工(SINOPEC)は共同で、中国でビスフェノールA(BPA)とポリカーボネート樹脂(PC)を合弁で製造する新会社「中石化三菱化学聚石炭酸」(SMP)を設立した。
三菱化学は2日、グループ会社である三菱化学アナリテック(MCAT)、三菱化学(中国)商貿有限公司を通じて、中国賽宝実験室(CEPREI)と中国における環境分析事業に関する包括的事業提携で合意した。
三菱化学は、カプロラクタム事業、スチレンモノマー事業から撤退すると発表。撤退は、競争力強化に向け石油化学事業の再編・再構築の一環としてしている。
三菱化学とオランダのロイヤル・DSM社は、DSMエンジニアリングプラスチックスのポリカーボネート事業と、三菱化学及び三菱エンジニアリングプラスチックスのナイロン事業について、事業の交換を検討することで基本合意した。
三菱化学は14日、植物由来のポリカーボネートの開発及び量産化に向け、福岡県北九州の同社黒崎事業所内にパイロットプラントを建設すると発表した。
三菱化学は7日、連結子会社であるヴイテックを通じて展開している塩化ビニル樹脂、塩化ビニルモノマ−、電解製品(カ性ソーダ、塩素、電解水素など)に関する事業から撤退すると発表した。ヴイテックが保有する製造設備は2011年3月末までに停止する。
三菱化学と、中国石油化工は14日、相互の技術、原料、市場における優位性を活かし両社の提携を強化し、事業を拡大加速することを目的とする戦略提携パートナー関係を確立するための基本合意に達した。
三菱化学は、白色LED事業の基盤強化として、米国のCree社が保有する窒化ガリウム基板(GaN基板)に関する特許について、独占的実施権(一部例外を除く独占)を取得したと発表した。
三菱化学は、自社開発した触媒を用いてブテン類からブタジエンを製造する新技術を開発し、水島事業所のパイロットプラントで工業化技術確立の目処が付いたと発表した。今後はプロセス設計などを行い、来年度に技術パッケージ化を図る。
三菱化学は、リチウムイオン二次電池材料である電解液、負極材の生産設備を増設すると発表。今回、電解液を四日市事業所で、負極材を坂出事業所で、それぞれ増設することを決めた。
三菱樹脂と三菱化学は、大幅に需要が拡大しているリチウムイオン2次電池用のセパレータを共同開発した。
JSRは、三菱化学と合弁事業に関する業務提携を解消し、合弁会社テクノポリマーの三菱化学が保有する全株式をJSRが取得することで合意した。JSRはテクノポリマーを完全子会社化する。
三菱化学は、主要事業所である四日市事業所(三重県四日市)内に、顧客のソリューション実現のため、グループの技術基盤とソリューション事例の両面から技術・製品・用途を紹介し、体感してもらうための「ケミストリープラザ棟」を新設した。
三菱化学は、水島事業所(岡山県倉敷市)のエチレンプラントについて、10月8日から一部設備の補修のため停止していたが、補修が完了し10月22日の夜、操業を再開したと発表した。