三菱化学、ジャパンエポキシレジンを吸収合併

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三菱化学は20日、完全子会社であるジャパンエポキシレジン(JER)を4月1日付で吸収合併すると発表した。

JERは1979年5月に、当時のシェル興産との折半出資で設立して以来、一貫してエポキシ樹脂事業に取り組んできた。三菱化学は、2003年11月に、高機能エポキシ樹脂分野の開発力強化、原料ビスフェノールAとのプロダクトチェーン強化を目的に、JERへの出資比率を90%まで引き上げ、次いで2006年4月には、完全子会社化した。

JERの各種製品は、LED封止材やIC封止材、特殊積層板など先端の電子電材向け用途を中心に、市場から高い評価を受けており、エポキシ樹脂事業は順調に推移している。今回、需要の拡大が見込まれるエポキシ樹脂事業の研究開発の加速や事業運営の効率化を推進するとともに、三菱化学の同事業とのシナジーを追求するため、JERを吸収合併するとしている。

合併は簡易合併となる。

《レスポンス編集部》

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