2003シーズンを5位で終えたウィリアムズのラルフ・シューマッハ。1997年にF1デビューを果たして以来、自己最多ポイントを獲得したにもかかわらず、もっと上に行ける可能性が充分あったために、本人は悔いが残っているよう。
日本GP決勝はフェラーリのバリケロが優勝。この結果をもってフェラーリが5年連続のコンストラクターズチャンピオン、同チームのシューマッハが史上初6度目となるワールドチャンピオンに輝いた。
ラルフ・シューマッハが明かしたところによると、兄ミハエルはタバコを吸わないそうだ。いっぽうF2003-GAの車体にはマルボロのロゴマークが描かれる。「口では言わないけれど、ミハエルは禁煙運動には理解を示している」とラルフ。
唯一、ミハエル・シューマッハー(フェラーリ)を最終戦で王座から引きずりおろすことが可能なマクラーレンのキミ・ライコネン。9ポイント差をひっくり返すためには、ライコネン優勝、シューマッハがノーポイントに終わるしかない。
アメリカGPで6位フィニッシュに終わったウィリアムズのフアン・モントーヤ。たとえ鈴鹿で優勝し、ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)がリタイヤしても、92ポイントで並ぶだけで、勝利数を上回ることができないため、タイトルへの望みは断たれてしまった。
インディアナポリスで行われたアメリカGP決勝は降ったり止んだりの雨に翻弄されるめまぐるしい展開をミハエル・シューマッハ(フェラーリ)が制し、チャンピオンシップへ王手をかけた。
残り2戦でいよいよ大詰めを迎えた2003年チャンピオンシップ。チームメイト同士がタイトル争いを繰り広げていたウィリアムズも、ラルフ・シューマッハが脱落。1ポイントを争う接近戦に、チームオーダーが出ることは避けられないと見られている。しかしFIAのマックス・モズレー会長が改めてFIAのチームオーダーに関する立場を明確にし、この動きを牽制した。
先週のイタリアGPにおいてフレンツェン(ザウバー)が同郷であるシューマッハ(フェラーリ)を故意に助けたと、モントーヤ(ウィリアムズ)が非難している。モントーヤによると40周目に周回遅れにされる際、フレンツェンがわざと大幅にスローダウンしたのだという。
モンツァでの勝利によりタイトル獲得へ大きく前進したフェラーリのミハエル・シューマッハ。しかしかつてのライバルであるデイモン・ヒルはフアン・モントーヤ(ウィリアムズ)がチャンピオンになると信じているという。
2004年いっぱいでウィリアムズとの現契約が終了するラルフ・シューマッハだが、本人は2006年までシート確保できると自信を持っている。「契約延長になることは間違いないと思うが、まだ話し合うべき点がいくつかあるんだ」とコメントした。
イタリアGPでウィリアムズのフアン・モントーヤはミハエル・シューマッハに破れ、ポイント差を3に広げられた。しかしテクニカルディレクターのパトリック・ヘッドはフェラーリの成功が一時的なものであると判断、残り2戦では同様の結果にならないだろうと予測する。
シーズン残り3戦、ヨーロッパラウンドのラストを飾るイタリアGP。14日に行われた決勝レースでは、サーキットに詰めかけたティフォシ達の前で、フェラーリのミハエル・シューマッハがこれまでの不振を払拭するポール・トゥ・ウィンを飾った。
ウィリアムズのラルフ・シューマッハが14日のイタリアGP決勝を欠場した。先週のモンツァテスト中に高速クラッシュし、休養を余儀なくされていたラルフ。金曜の第一予選までは参加したものの、頭痛に悩まされるなど体調が100%でないことから、残る第2予選および決勝を欠場。
B・A・Rホンダのジャック・ビルヌーブが2004年、ウィリアムズに復帰するとの説がドイツで流れている。それによると、フアン・モントーヤ(現在ウィリアムズ)がマクラーレン・メルセデスに強行移籍し、モントーヤが抜けた穴にビルヌーブが入るという。
テスト禁止期間も終了し、多くのチームがモンツァで合同テストを実施した2日、ウィリアムズのラルフ・シューマッハが大クラッシュ。プロテクションウォールに激突しマシンは大破。ラルフは兄ミハエルに付き添われ、ミラノ市内のサン・ラファエレ病院に搬送された。