昨年のモナコGPでポールシッターとなったウィリアムズのラルフ・シューマッハ。ところが初日のフリープラクティス1回目でBMWエンジンの載せ替えを行ったため、予選での10グリッド降格ペナルティを受けることは決定的。
1年間のブランクを経て来季ウィリアムズからF1復帰が噂される元ワールドチャンピオン、ジャック・ビルヌーブ。現役ベテラン・ドライバーのデイビッド・クルサードとオリビエ・パニスは、ビルヌーブ復帰の可能性を高く見ている。
F1界の新たな噂によると、ウィリアムズがラルフ・シューマッハをチームから追い出しにかかっているという。
元F1ドライバーのジャック・ビルヌーブが今週実施されるウィリアムズBMWのテストに参加する予定であることが明らかになった。
2004年シーズンのF1も、いよいよ“第二の開幕戦”ヨーロッパラウンドに突入した。常勝軍団フェラーリの開幕4連勝というワンサイドな展開に「今年のF1もやっぱり……」と、嘆いているファンもいるだろう。しかし様々な新展開も見え隠れして、F1からはやっぱり目が離せないというのが実感なのだ。
サンマリノGPで3位に入ったウィリアムズのフアン・モントーヤ。スタート直後に彼を押し出したミハエル・シューマッハが何のペナルティも受けなかったため、スチュワードに激怒している。
51ラップ目にアロンソが4位走行中のラルフをオーバテイクしようとした際、ラルフがこれをブロック。両者は接触し、ラルフが順位を落とした。事故後スチュワードから「レース終了後アクシデントについて審議」とのサインが流れた。
ポールポジションはB・A・R・ホンダのバトン! 序盤はトップをキープしたが、1回目のピットストップで順位を逆転した2位スタートのシューマッハ(フェラーリ)がその後のレースを支配し、開幕4連勝を飾った。
1:M. シューマッハ(フェラーリ)/2:バトン(B・A・R・ホンダ)/3:モントーヤ(ウィリアムズ)/4:アロンソ(ルノー)/5:トゥルーリ(ルノー)/6:バリケロ(フェラーリ)
開幕3連勝と独走中のフェラーリを是が非でも追いかけたいウィリアムズBMW。チームではヨーロッパラウンドの開幕となるサンマリノGPに向けていくつかの新エアロダイナミクスパーツを導入。巻き返しに自信を見せている。
1994年5月1日の悲劇がなければ、マクラーレンに復帰するアイルトン・セナが見られたかもしれない。その年、ウィリアムズに移籍したセナは、移籍後わずか3戦目でこの世を去ってしまった。
カタルーニャサーキットで再びF1合同テストに参加したIRLチャンピオンのスコット・ディクソン。残念ながら今回のテストは満足行く内容ではなかったようだ。
今シーズン予想以上の低迷に苦しんでいるマクラーレン。2005年マクラーレン入りすることが決定済みのフアン・モントーヤだが、その決断を後悔していないという。「最悪の状態に見えても、僕には何の問題もないよ」
ウィリアムズのラルフ・シューマッハがトヨタと5年契約を交わすという報道がなされている。トヨタとラルフとの契約は5年間で6000万ポンド(約115億円)。
先週ポールリカールのテストにウィリアムズから参加したIRLチャンピオンのスコット・ディクソンがテスト終了後に感想を語った。「ステアリングホイールに40個ぐらいボタンがついてた。手に負えなかったよ」