来季注目される争いの一つとなりそうなのが、ウィリアムズ・コスワース対ザウバー・BMWによる戦い。ただし、ザウバーを買収した後の新チーム代表に就任すると目されるBMWのモータースポーツ部長マリオ・タイセンによると、来季に関してはウィリアムズを上回ることは難しいだろうという。
21日のトルコGP決勝、14周目で接触し、結局両者リタイアに終わったミハエル・シューマッハ(フェラーリ)とマーク・ウェーバー(ウィリアムズ)。ウェーバーは事故の原因がシューマッハにあると怒りを露にしている。
移籍問題に揺れるジェンソン・バトンが、B・A・R残留が叶わなかった場合、1年間シートから離れる可能性があると、フランク・ウィリアムズに警告したとの噂が流れた。
昨年の移籍問題の際に2006年からのウィリアムズ入りにサインしたと伝えられるジェンソン・バトン。ウイリアムズは来年コスワース・エンジンを採用する見込みが高く、大きな飛躍は期待できないとあって、バトンはB・A・R残留を強く希望しているらしい。
先頃、FIAが行った調査によると、F1ファンの90%がもっとオーバーテイク場面を見たがっているという。この結果を受け、ウィリアムズのテクニカルディレクター、サム・マイケルがサーキットレイアウトを変更する必要があると語った。
BMWとの契約終了にともない、来季のエンジン探しを行っているウィリアムズ。先頃、トヨタにアプローチしたが実現ならなかった模様。
来季の行方が最も注目されているドライバーと言えばB・A・R・ホンダのジェンソン・バトン。かねてから噂のあったウィリアムズ入りのほか、ここにきてフェラーリとの関係も浮上。
1950年にF1が産声を上げたこのシルバーストーンは、第2次世界大戦の飛行場跡に建設されたサーキット。改修により現在ではだいぶ抑えられたが、今でも屈指の高速サーキット。
フランク・ウィリアムズ代表がエンジン・パートナーのBMWについて「30年間のF1生活で最も敵対した関係だった」と告白した。
「BMWがザウバーにエンジン提供をするのでは?」との噂が流れ始めてだいぶ経ったが、サー・フランク・ウィリアムズが初めてその可能性を公に認めた。ドイツの『ビルド』紙のインタビューに答えた。
モナコGPで初表彰台を経験したウイリアムズのマーク・ウェーバー。続くヨーロッパGPでは3番グリッドと絶好の位置からのスタートにも関わらず、1コーナーで多重接触でリタイアという残念な結果に終わった。
最終ラップのキミ・ライコネンのリタイアを受け、優勝を諦めてでも安全性を重視しタイヤ交換させるべきだったとの批判を受けているマクラーレン。ウィリアムズのテクニカルディレクター、サム・マイケルはマクラーレンの決断を支持すると語る。
トップを行くキミ・ライコネン(マクラーレン)は右フロントにフラットスポットを作って苦しい状況に。それを2位のフェルナンド・アロンソ(ルノー)が激しく追いかける展開は、ファイナルラップで劇的な結末を迎える。
モナコGPで2-3フィニッシュを決めたウィリアムズ。マーク・ウエバーにとってキャリア初となる3位表彰台だが、スタートでの失敗と2度目のピットストップ後にチームメイトのニック・ハイドフェルドにパスされたとあって、喜びも半減のようだ。
開幕から3戦を終えた時点で2リタイヤと成績としては奮わなかったウィリアムズのニック・ハイドフェルド。だがマレーシアGPで3位表彰台を獲得するなど、エースドライバーのマーク・ウエバーを凌ぐ活躍にチームの首脳陣は絶賛している。