
ようやく高速道路の不正通行問題に対策---国交省
扇千景国土交通大臣は9日、右翼団体や暴走族などが高速道路の通行料を支払っていない問題で、日本道路公団などに対して対策の徹底を求めた。警察との連携を強化したり、料金を支払わないドライバーを特定し、道路法に基づく強制徴収を実施することなどを求める内容だ。

ワンコインタクシーと24時間同料金タクシーお目見え
近畿運輸局は4日、大都市圏では最安値となる初乗り500円の運賃を掲げた新規業者の参入を認める決定を行った。また、これと合わせて深夜・早朝割増運賃の廃止を行い、結果的に値下げを行った2社の申請も認可している。

マフラーへの苦情が急増、アナタは大丈夫?
爆音マフラーに対する苦情が増えている。国土交通省などによると、最近、運輸支局などにマフラー騒音に関する苦情や文句が目立っているという。規制緩和で市場のすそ野が広がったことに加え、大口径マフラーの重低音が深夜の住宅街で迷惑になっているケースも多い。

【新聞ウォッチ】国交省の自動車需要予測に噛みつく民営化推進委

1年以上たってようやくハイカに追いつく---あいかわらずのETC割引
日本道路公団、首都高・阪神高速道路公団は1日、ETCの前払い割引を19日から始めると発表。5万円で5万8000円分の利用ができるなど、現行のハイウェイカードと同等の割引率がようやく適用されることになる。

不正車検1000台、職員200人のけじめが“気をつけなさい”で終わり!?
国土交通省は、28日付で不正車検に関わっていた職員や管理職の処分を実施した。国土交通省はこれまで「関連法規に照らして厳正な処分を行う」と表明していたが、結局は免職も停職も減俸もない、ただの“注意”だけになった。

改造RVの死角事故を減らせ---保安基準改正へ
国土交通省は27日、乗用車などの運転視界基準を導入するため、道路運送車両保安基準に改正に入ると発表。車高を高く改造したRVなどによる事故が続発したのを背景に、国交省が導入を検討していたもので、前方視界と側面視界の2つを検討。

不正車検防止へ担当制度を通達---国土交通省
国土交通省はこのほど、不正車検再発防止を求める通達を地方運輸局と沖縄総合事務局に出した。陸運支局内に「不当要求防止責任者」をおき、管轄の警察署との連携を強化するなど。

【リコール】あっちっち、溶けて出火して……日産『シーマ』

キミは交通量減少が体感できるまで長生きできる!?
国土交通省は24日の社会資本整備審議会道路分科会に「2030年をピークに自動車交通需要は減少する」との資料(交通需要推計)を提出した。交通需要推計は道路の新増設や改良の省内資料となるだけに、ひたすら道路を作り続けてきた道路行政の転換を象徴するものといえそうだ。