
クルマではなくて“歩行者”ですよ---シニアカーの事故、過去最悪更新
警視庁は24日、高齢者用の電動車いす(シニアカー)を利用している際、何らかの交通事故に巻き込まれて死傷した人の数が昨年は206人となり、過去最悪だったことを明らかにした。統計を開始した1990年と比較した場合には6倍に増えているという。

ひき逃げ事件は今年も増加傾向---現場から逃げ出す原因トップは今年も…
警察庁は17日、昨年1年間に発生したひき逃げ事件の発生件数が1万8000件を超え、前年よりも約12%多くなったという実態調査の結果を明らかにした。検挙者数は約5000人で、こちらは前年比約27%のダウンとなった。

交通事故の死者2000人を突破---原因は速度超過が増加
警察庁は15日、今年の交通事故死亡者数が14日の時点で2000人を突破、2002人に達したことを明らかにした。1000人突破は2月21日に昨年より5日遅れだったが、2000人突破は同13日遅い結果となった。

クルマに対する恐怖から……警察官が拳銃を使用する理由
警察庁は3日、容疑者の抵抗などに危険を感じ、警察官が拳銃を使用したケースが2002年度は54件に達し、過去5年間では最多となっていたことを明らかにした。2001年12月の拳銃取扱規範見直しにより、予告なしの発砲が事実上認められたことが大きいという。

『交通安全マップ』にヒヤリ地点が追加……カーナビで見たい!
警察庁、国土交通省が昨年4月に開設した『交通安全マップ』に、4月1日からヒヤリ地図が加わることになった。歩行者や自転車が、クルマなどとぶつかりそうになってヒヤリとした体験をした地点を地図上にマッピングし、検索・表示できる。

「上司の命令で…」違反の責任が使用者に及んだ数、258件
警察庁は13日、使用者(雇用主)などがトラックやトレーラーの運転手に対して過積載や速度超過などの違法運転を命じたり、容認したことで道路交通法違反に抵触し、摘発を受けた件数が258件に達し、前年比で2倍近くになっていたことを明らかにした。

今年の交通事故死亡者数、1000人突破

環境省など、50ppm以下の低硫黄軽油の供給を検討
環境省など4省庁は、都内の道路交通環境対策を発表した。硫黄分50ppm以下の低硫黄軽油の導入や、自動車からのNOx(窒素酸化物)、PM(粒子状物質)の排出量測定を車検項目に盛り込むことなどを検討項目に挙げた。

免許返納の高齢者に交付する運転経歴証明書、昨年は約3500人に
警察庁は6日、高齢や健康上の理由などから運転免許証を返納した人を対象に発行し、身分証明書として使用することができる「運転経歴証明書」の発行枚数が昨年6月の交付開始から11月末までに3479枚だったことを明らかにした。

暴走族グループの数は減っているけれど---警察が抱える憂鬱とは
警察庁は23日、昨年1年間に全国の警察本部が摘発した暴走族メンバーの数を明らかにした。道路交通法違反や刑法犯罪を犯して摘発されたメンバーの数は8万5888人で、前年よりも8.4%少なくなっているという。