チャイルドシート着用率向上のために取り締まり強化
警察庁は18日、今年6月時点の調査で着用率が51.7%まで低下したチャイルドシートについて、着用率を再び向上させて乳幼児の死亡率を低下させるため、全国の警察本部に対して取り締まりの強化を指示した。今週末から取り締まり活動が強化される見込み。
【駐禁取り締まりが変わる】その3---車両の使用者に制裁金
同懇談会の提言によると、まず違法駐車の責任を運転者から車両の所有者にも広げる。この方式はアメリカ(ニューヨーク、ワシントン)のほか、イギリスやドイツ、イタリアなど先進諸国で導入されているもの(外国の場合は所有者責任)。これにより、警察や裁判所の取り締まり負担が軽減され、結果として違法駐車状態に効果がある、という。
【駐禁取り締まりが変わる】その2---深刻化&悪質化する違法駐車
警察庁が違法駐車の抜本策を検討し始めた背景には、違法駐車問題の深刻化、社会の治安悪化という2つの側面がある。都市部では時間制パーキングなどの設置が進むなど、駐車場の収容台数が増えているにも関わらず、一向に違反が減らない。
【駐禁取り締まりが変わる】その1---警察庁の懇談会が最終提言
警察庁が設置した「違法駐車問題検討懇談会」(座長=宇賀克也東大教授)は18日、新たな違法駐車取り締まり策の最終提言をまとめた。違法駐車の責任を運転者だけでなく、車両の使用者にも負わせることと、取り締まりの実務を民間業者に委託できるようにすることが柱だ。
シートベルト未装着&飲酒運転は確実に死を招く……お盆の死者
警察庁は19日、お盆休み期間中(8月9日から18日)の10日間に全国で発生した交通事故の発生状況を発表した。死亡者数は213人で、昨年同期比で17人減(7.4%減)となり、1日あたりの平均死者数も21.3人に留まった。
当日の警備に問題なし、ただし---天皇陛下車列妨害
警察庁と北海道警は24日、富良野市内の国道38号線で今月4日に発生した天皇・皇后両陛下の車列妨害事件について、当日の警備に関わった警察官への処分を見送ることを明らかにした。ただし、今後の警備体制については見直す必要があるとしている。
法改正の効果はいまだ健在---この半年の交通事故死者数
警察庁によると、今年上半期(1〜6月)の交通事故死者数は前年同期比11%減の3500人となった。飲酒運転に対する罰則の大幅強化など、法改正効果が持続していると見られる。
駐車違反取り締まりの民間委託は結構、ただし天下り先にはしないでね
警察庁は22日、同庁が6月6日から今月3日までの間、一般に対して意見(パブリックコメント)を求めていた「駐車違反取り締まり制度についての改革案」についての結果を明らかにした。
「違法競争型」が勢力を維持---暴走族の現況
警察庁は17日、今年1月から6月までの間、全国の警察本部が確認した暴走族グループによる集団暴走は2248回となり、前年同時期と比べた場合には14.5%の減少となっていたことがわかった。大規模な暴走が減っているため、検挙者数も減少している。
暗闇の駐車場は危険---刑法犯罪の30%
警察庁は15日、昨年1年間に発生した刑法犯罪のうち、全体の1/3にあたる約90万件は駐車場や駐輪場で発生していたことを明らかにした。中心となっているのは車上荒らしや自動車部品の盗難だが、強制わいせつの数値も高いという。
