NTNが13日に発表した2009年3月期の連結決算は、最終損益が89億8500万円の赤字となった。原材料価格高騰などで収益が悪化したのに加え、製品補償引当金繰入額や関係会社整理損、事業再編費用などを計上したため。
NTNは、森博嗣副社長が社長に昇格する人事を内定した。6月25日開催の定時株主総会とその後の取締役会で正式に決定する。
NTNは、自動車用タイミングベルトの張力を適正に調整し、静粛性とベルト寿命向上に寄与する「高応答型油圧式オートテンショナ」を開発し、量産開始した。
NTNは、従来の高作動角50度対応等速ジョイント「EUJ」に対し、トルク伝達ロスを約30%低減した世界トップレベルの小型・軽量・高効率な固定式等速ジョイント「EUJ-S」を開発したと発表した。
NTNは、2009年3月期第3四半期末の投資有価証券評価損の総額が連結ベースで163億5900万円になったと発表した。
NTNは、超小型・超軽量・低トルクを兼ね備えた『コンパクトフリー型トルクダイオード』を開発、顧客へのサンプル出荷を開始した。
NTNは、FR車や4WD車のプロペラシャフト用に、高効率・低発熱10個ボール等速ジョイント「HELJ」を開発した。
NTNは、12月1日付けで鈴木泰信会長が会長兼社長に就任する人事を発表した。同社の近藤達生社長が健康上の理由から11月30日付けで社長と取締役の辞任を申し出たため。
NTNが発表した2008年9月中間期の連結決算は、売上高がSNR社を子会社化したこともあって前年同期比22.8%増の3206億700万円となった。
NTNは、円すいころ軸受事業を拡大するため、岡山県赤磐市にNTN赤磐製作所を設立したと発表した。
NTNは、トランスミッション用軸受に、回転トルクを80%低減した密封型深溝玉軸受を開発したと発表した。
NTNが発表した2008年4 - 6月期(第1四半期)の連結決算は、売上高が前年同期比24.9%増の1621億4700万円となった。営業利益は同11.1%減の107億9800万円と減益。
NTNは、自動車のトランスミッションやデファレンシャルギア向けに、高負荷容量・高剛性を図った「超高負荷容量円すいころ軸受」を開発した。
NTNと名古屋市工業研究所は、潤滑性の高い硫化マンガン(MnS)を適量配合したステンレス系耐蝕・低摩擦焼結含油軸受を共同開発した。耐焼付性能・耐摩耗性能が高く、既に量産納入している。
NTNが発表した2007年4 - 12月期の連結決算は、営業利益が前年同期比9.1%増の365億円となり、大幅増益となった。