NTNは、3月14日から22日の期間に募集した早期退職優遇制度の実施結果を発表した。
NTNは、昨年より経費削減、人件費削減など利益創出のための緊急対策を実施してきたが、事業環境は依然として厳しい状況が続くと判断。事業構造改革の一環として、早期退職優遇制度を実施した。
今回、募集人員600人に対し、406人が応募。募集予定人数に達しなかったため、同社では、今後、追加募集を含め検討していくとしている。
なお、今回の募集に伴い発生する費用は約58億円で、2013年3月期決算において特別損失として計上する予定だが、当該費用は2012年11月5日に公表した業績見通しに約80億円を織り込み済み。