『R1』も『R2』もカッコがキモイと思う。だって、いまどきアールデコなんだもん。「小さな高級車」をやろうと思ったのだろうが、軽なんだから、高級である必要なんかないだろう。とはいえ、カッコは個人のスキズキである。
『R1』の搭載エンジンは自然吸気の4気筒DOHC。40kW/63Nmのパワー&トルクは軽自動車として平均的なものだが、コンパクトなボディで車両重量が800kgと軽いので、動力性能に関してはとくに不満を感じない。
富士重工業は、軽自動車のスバル『R1』に「i」を追加設定して12日から発売開始した。R1は、販売が苦戦しており、装備を充実しながら価格を抑えたお買い得なモデルを追加して販売てこ入れする。
ウルトラコンパクトのプレミアム版だということを認識するのは、シートとインテリアを眺めたときだ。軽自動車とは思えない仕上がりのよさである。
富士重工業は、スイスで3月に開催されるジュネーブ国際モーターショーに、北米市場に投入する予定の新型クロスオーバー、スバル『B9トライベッカ』と同『R1』を出品する。今回、ジュネーブショーへの出展で欧州で販売する可能性が濃厚。
登場したばかりのスバルR1も、ほら、この通り。チューニングカー、カスタムカーのモーターショー、「東京オートサロン」が14−16日、千葉県千葉市の幕張メッセで開催。テーマは「チューニングにかける情熱、心揺さぶるカスタマイズを」。
スバルは58年に『スバル360』を世に送り出した「軽自動車の老舗」だが、スバルの歴史を見ると軽自動車のラインナップを大きく広げたことはほとんどない。とくに乗用モデルではスバル360以降、車名を変えながら1モデルのみを展開させてきた。
月販目標800台と、まさにプレミアムばりの販売戦略を取るスバル『R1』(12月24日発表、1月4日発売)。車両本体価格120万円台と、決して高いとは言えない価格で勝負をかけるが、これほどの少量生産で採算は取れるのだろうか。
スバルが12月24日に発表した新型軽自動車『R1』。軽自動車枠より10cm以上短い全長を持つ、洒落た内外装のパーソナルコミューターというキャラクターで「スバルの目指す軽自動車のあり方を示す」(塚原穣・常務執行役員)ことを使命としている。
昨今、クルマの環境性能に対するユーザーの関心が高まっているが、スバル『R1』(12月24日に発表、1月4日に発売)はその環境性能に関しても一定水準をクリア。
スバル『R1』の開発においてとくに力が入れられたのは、安全性の確保である。4輪独立サスや大径ホイールがもたらすスタビリティの高さに加え、ABS、EBD、ブレーキアシストなどのデバイスを備え、アクティブセーフティ性能を高めている。
スバル『R1』(12月24日に発表、1月4日に発売)のデザインは、イタリア車を連想させるようなワンモーションフォルムが大いに好評を博したコンセプトカー『R1e』のモチーフをベースとするもの。
スバル『R1』(12月24日発表、1月4日発売)のサスペンションは『R2』とほぼ同一の、前後ストラット式の4輪独立懸架方式。スバルの軽乗用車は92年にデビューした『ヴィヴィオ』以来、4輪独立サスペンションを守り通してきている。
スバルが12月24日に発表(1月4日発売)した新型車『R1』のエンジンは『R2』にも搭載されている「EN07」型直列4気筒DOHC1機種のみ。スペックは最高出力40kW(54ps)/6400rpm、最大トルク63Nm(6.4kgm)/4000rpm。
スバルが12月24日に発表(1月4日発売)した新型車『R1』のパッケージングの特徴は、軽自動車には珍しい2by2シートレイアウトを持つことだろう。