三菱自動車が発表した2012年4~6月期連結決算は、経常利益が142億円と前年同期に比べ38%増加した。一方で、世界販売は23万9000台と10%減少し、売上高も3%減。
三菱自動車から8月末に発売予定の新型『ミラージュ』。すでに予約注文が始まっているこのグローバルコンパクトカーの見積りをとってみた。
三菱自動車がタイで生産し、8月に日本市場で発売予定の新型『ミラージュ』。同車が生産国のタイで、早くもリコール(回収・無償修理)を発表した。
国内新車市場で、コンパクトカーの戦いがさらに熱を帯びようとしている。ガソリンエンジン車ながら燃費性能を高めた新モデルが8月下旬から相次いで登場、一部のハイブリッド車(HV)とも拮抗する燃費で、既存ガソリンエンジン車陣営が失地回復に動く。
三菱自動車のタイにおける生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)は7月13日、新型グローバルコンパクトカー『ミラージュ』の日本向けの出荷を開始した。
次期ミラージュは8月下旬からの発売を前に、6月下旬から予約受注を開始した。ミラージュには先にバンコクでタイ仕様車に試乗してレポートしたが、今回は日本仕様のプロトタイプ車に試乗した。
初代『ミラージュ』(1978年)は、当時の日本車としてはスタイルもメカも画期的で垢抜けたコンパクトカーだった。転じてこの夏に復活する新しいミラージュは、極めて今どきのコンパクトカーだ。
グローバルコンパクトカーとして復活を果たした三菱『ミラージュ』。今夏に発売が開始される日本仕様では、ガソリン登録車ではトップとなる27.2km/リットル(JC08モード燃費)のカタログ燃費と、軽快な走りを両立しているという。
三菱自動車は、8月末に日本での発売を予定している新型グローバルコンパクトカー『ミラージュ』(1.0リットル、CVT)の予約注文を、6月26日から開始する。
三菱の新型『ミラージュ』は、省資源、省エネルギー、省スペースをコンセプトとし1978年から2000年まで代々販売されてきたかつてのミラージュの基本思想を受け継いで誕生。ミラージュとしては11年ぶりの復活となる。
タイ政府が『アジアのデトロイト』構想を発表したのは2000年代前半。タイ自動車産業はその後、クーデターやリーマンショック、昨年の大洪水などがブレーキとなり、一進一退を続けてきた。
日産『マーチ』に続いて、こちらもタイ生産。今後はグローバルスモールカーは、生産&輸送コストなどを考慮して、海外拠点で生産するのが当たり前の時代になるのかもしれません。
三菱自動車工業の益子修社長は26日の決算発表の席上、3月にタイで生産を始めたグローバル戦略車の『ミラージュ』について、2012年度は「世界で8万台の販売をめざしたい」と表明した。
三菱自動車工業の益子修社長は23日、北京モーターショーの会場で日本記者団と懇談し、同社のワールドコンパクトである『ミラージュ』を中国でも生産する計画を明らかにした。