米国で3月27日に開幕したニューヨークモーターショー13。三菱自動車のブースでは、新型『ミラージュ』が米国デビューを飾った。
三菱自動車の新世代グローバルコンパクトカーが、新型ミラージュ。日本や東南アジア、欧州などに続いて、新型が米国市場でもリリースされる。
米国仕様の特徴は、エンジン。日本向けの1.0リットル直列3気筒ガソリンではなく、排気量を200cc拡大した1.2リットル直列3気筒ガソリンを搭載する。最大出力は74ps/6000rpm、最大トルクは10.2kgmを引き出す。トランスミッションは、日本仕様はCVTのみ。しかし、米国ではCVTに加えて5速MTも選択できる。
三菱自動車の米国法人、三菱モーターノースアメリカがニューヨークモーターショー13の会場でアピールしたのは、新型ミラージュの燃費の良さ。CVT仕様の米国EPA(環境保護局)予想燃費は、市街地15.73km/リットル、高速18.7km/リットル、複合モード17km/リットル。同社は、「ハイブリッド車を除けば、米国で最も燃費のいいガソリン車」と説明する。
新型ミラージュは今秋、米国市場に導入予定。三菱モーターノースアメリカは燃費性能以外にも、7エアバッグやASC標準装備による安全性の高さを強調している。