
【新型トヨタ『プリウス』写真蔵】世界最高水準の燃費のクルマ
トヨタ自動車が1日発表した新型『プリウス』は、電気モーターの出力を1.5倍に引き上げるなど加速性能を大幅に向上させたが、燃費も旧モデルのリットル当たり31km(10・15モード)に対して約15%改善、リットル当たり35.5kmとした。市販されているハイブリッド車ではホンダの『インサイト』を上回る世界最高となった。

【株価】2代目『プリウス』発売のトヨタは続伸
米国株高、海外投資家の買いを背景に、全体相場は3日続伸。こうした中、自動車株は円高を嫌気し、ほぼ全面安となった。軒並み安の中にあって、この日ハイブリッド車『プリウス』の新型車を発売したトヨタ自動車だけは、10円高の3300円と続伸した。

【新型トヨタ『プリウス』発表】深夜早朝のお出かけにEVモード
発表会の冒頭、張富士夫社長が自らハンドルを握り、新型『プリウス』をステージ上まで運転してくるというデモンストレーションが行われたが、この際には強制的に電気モーターのみを使って走る「EVモード」が使われていた。

【新型トヨタ『プリウス』発表】近未来に全車をハイブリッドに
トヨタ自動車が新型『プリウス』に搭載した、新開発のハイブリッド「THS-II」の開発指揮に当たった瀧本正民専務(パワートレーン本部長)は、「近未来の夢」として、「すべてのトヨタ車にハイブリッドシステムを搭載したい」と述べた。

【新型トヨタ『プリウス』発表】ハイブリッドシステムは日本で一貫生産
トヨタの張富士夫社長は新型『プリウス』発表会の席上、早い段階で世界展開を図ると明言した。2004年末までに世界で7万6000台を販売する計画で、日本と北米の各市場が中心となるが、中国などアジア地域での販売も視野に入れている。

【新型トヨタ『プリウス』発表】ハイブリッドで利益が出せる
「21世紀へGo!」の語呂合わせで、デビュー当時は価格215万円だった先代『プリウス』も、モデル末期にはベーシックグレードが218万円に値上がりしていた。実際には215万円という価格でハイブリッド車を売るにはかなりの無理があったらしい。

【新型トヨタ『プリウス』発表】パーキングアシスト機能に驚け!!
新型『プリウス』のうち、純正DVDナビを装着したモデルには、世界初のインテリジェントパーキングアシストという機能が追加される。バックガイドモニターでドライバーが設定した任意の位置にコンピューターが自動的にクルマを動かしていくというものだ。

【新型トヨタ『プリウス』発表】さっそくカスタマイズ…モデリスタから
トヨタモデリスタインターナショナルは新型トヨタ『プリウス』用カスタマイズパーツ「MODELLISTA」バージョンを全国トヨタ店、トヨペット店及びトヨタモデリスタ店より発売する。

トヨタ『プリウス』に対抗? ホンダも新型ハイブリッドを発表
ホンダは、除雪作業部をエンジンで駆動しながら同時に発電し、走行をモーター駆動で行うハイブリッド方式除雪機『HSS1170i』を11月1日から発売する。同機種をベースにしたホームセンター向けの『Holiday HSS1170iH』も同日から発売する。

【新型トヨタ『プリウス』発表】張社長、縦列駐車実演でヒヤリ
トヨタ自動車の新型『プリウス』は、縦列駐車などができるよう自動操舵する世界初の「インテリジェントパーキングアシスト」も搭載された。運転席のモニターに駐車したい位置をマーキングして始動させると、ステアリングが左、右と自動的に操舵される仕組み。縦列駐車のほか、車庫入れもできる。