ロールスロイス ゴースト 新型…華麗なる走り

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ロールスロイスは6日、15日に開幕するフランクフルトモーターショーで新型車『ゴースト』を正式発表することを明らかにした。発表に伴い動画共有サイトでは、そのPR映像が公開されている。

新型ゴーストは、『ファントム』よりもひと回り小さいボディを持つロールスロイスの新シリーズ。ボディサイズは全長5399×全幅1948×全高1550mm、ホイールベース3295mm。ファントム(全長5835×全幅1990×全高1655mm、ホイールベース3570mm)よりも、436mm短く、42mm狭く、105mm低い。ホイールベースは275mmコンパクトだ。

エンジンは新開発の6.6リットルV12ターボ。最大出力は570ps/5250rpm、最大トルクは79.5kgm/1500rpmを発生する。ファントムの6.75リットルV12(460ps、73.4kgm)を上回る、現行ロールス最強のスペックである。

足回りは4輪マルチリンク。これに4輪独立制御のエアサスを組み合わせる。アクティブロールスタビリゼーションやバリアブルダンピングコントロールといった最新技術を盛り込み、最高の乗り心地とロードホールディング性能を実現する。

このエアサスは車両の各部に設置したセンサーが、4輪にかかる荷重を2.5ミリセコンドごとにチェック。例えば、後席の乗員が右端から左端に移動すれば、それを計算して減衰力を最適化する。さらに、25mmの車高調整機能を備え、乗降性を高めている。

トランスミッションはZFと共同開発した8速AT。新型ゴーストは0 - 100km/h加速4.9秒、最高速250km/h(リミッター作動)という一級のパフォーマンスを披露する。欧州複合モード燃費は7.35km/リットル、CO2排出量は317g/kmと、ロールスロイスとしては、最も環境性能は優秀で、排出ガス性能はユーロ5をクリアしている。

ロールスロイスのクラフトマンシップとBMWのエンジニアリングを結晶させた新型ゴースト。そのPR映像は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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